身代わり子
従妹が九州の名家ってのに嫁にいって妊娠したら、さみしかろーって、
私とか姉とか他の従妹立ちが順繰りに呼ばれたことがあった。
夏休みの高い時期なのに飛行機代とかお小遣いまで出してもらって、でも、一人づつで変だとは思ったけど。
家は獄門島とか犬神家みたいに古くて大きかった。
九州らしく男尊女卑でゲーって家だったけど若い人は親切だった。
とにかく行ったら上げ膳据え膳だし、お金バンバンくれるし料理も酒も旨いし、
着物までもらったりねーちゃん玉の輿だなーって従妹連中みんな驚いてた。
19: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:01:16.21 ID:KMr8b3tI0
そしたら、あとで聞いてびっくり
従妹の結婚した家は、長男の嫁の産む子は男だと流産とか嫁ごと死んじゃうから、
一緒の部屋に嫁の親族寝かせてそっちを連れて行かせようとする風習らしい(でも子供死んでるんだって)
でも、私を含めて遊びに行った従妹連中みんな元気。
金品いっぱいもらってウハウハでした。
でも、あのいい着物とか帯って生贄用の晴れ着??やべー
従妹は普通に男の子産んで今は3児の母。
貰った着物と帯で写真館も行ったけど、あれ遺影用??
でも、5人分も招待があったのは誰か死ぬまでやる気だったのかねぇ…
私は招待された5人目。
招待されてる間、心霊体験はなかった。
食事が魚ばっかでハンバーグとスパゲティ食べたかったことしか覚えてない。
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 03:05:16.37 ID:dYPYuULK0
>>19
つまり…どういうことだってばよ?
24: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:09:55.08 ID:KMr8b3tI0
>>22
|A-) 死ぬはずなのに死ななかったってことかな
人の命をどうにかする風習が怖いというお話
25: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:12:05.15 ID:KMr8b3tI0
自傷癖
N県の郡部で某製薬会社の置き薬セールスをしていた男の話。
彼は学生時代から社交的な男でスポーツマン。
如才のなさが田舎の人にも受けてけっこう良い成績を挙げていた。
ある日、彼がいつものようにセールスをしていて、飛び込みで入った家は大きな旧家だった。
主は県立高校の教諭で主の父、母、奥さんの3人が農業に従事しているという、よくあるパターンの兼業農家。
ここぞ!と持ち前の如才なさを発揮して彼は瞬く間に契約を取ったのだが、妙に気に入られてしまって、
ついでに…と主人の将棋にしばらく付き合う羽目になった。
そこにお茶を持ってその家の娘さんが入ってきた。
清楚で整った顔立ちの、一見していいとこのお嬢さんという感じの彼女に彼はぼーっと見とれた。
それからというもの、彼は休みともなればなにかにつけて用事を見つけては足繁くその家に通った。
彼女の方もまんざらではなさそうで、また父親も彼のことを気に入っていたため、交際は順調に進んだ。
もちろん田舎のことゆえ、婚前交渉などとんでもない、噂でも立てられたら…
という風潮が強く交際は今時珍しいほどの清純なものだった。
そうこうしている内に、彼の営業成績の良さが認められ、彼に横浜の大きな支社に転勤の話がきた。
あわてて彼は娘を説き伏せ、父親に土下座して結婚の許しを貰うことにした。
父親は
「願っても無いこと!」
とあっけないほど簡単に許可してくれたのだが、娘の方は少し顔色が優れなかった。
いぶかしんだ彼は自分の車の中で
「あんまり嬉しそうじゃないよね」
と少し詰問調で娘に理由を聞いた。
26: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:13:15.26 ID:KMr8b3tI0
すると彼女はぽろぽろと涙をこぼして
「実はわたし、自傷癖があって…結婚生活をうまくやっていけるかどうか不安でたまらないの」
とブラウスの袖をめくった。
そこには幾重にもわたって刃物で切りつけたために肉が盛り上がり、
まるで新聞紙を丸めたような皺と引きつった傷が無数に刻まれていた。
さすがに彼も一瞬、言葉を失いましたが、うつむいて泣いている彼女を見れば生理的嫌悪感よりも、
痛々しさや哀れに思う気持ちの方が強く、
「そんなことは二人で乗り越えよう!」
と彼女を抱きしめた。
横浜の社宅での暮らしが始まった。
新婚ということで当然セックスの問題も重要な要素で、彼は心中密かに心配していたのだが、
彼女は彼の願いどおり処女で、下世話な話だが彼はそのウブな反応にも充分満足していた。
しかし彼女は明るいところでは絶対に身体を許さない。
男はスケベな生き物だから、たまには明るいところでセックスを楽しみたいと思うこともあったのだが、
彼女はそんなときは目に恐怖すら浮かべて彼を見つめるので、
彼もそれ以上無理強いすることはできなかった。
そんなある夜、夫婦の夜の生活が終わって、彼女はシャワーを浴びに浴室に行った。
ふと、そこで彼のいたずら心がむくむくと頭をもたげた。
足音を忍ばせてシャワーを浴室のドアを開けてシャワーを浴びている彼女に抱きついた彼は、
彼女よりも先に思わず悲鳴を上げた。
真冬であるにも関わらずシャワーは身を切るような冷水だった。
「なんで水なんだ!?」
と問いただしても
「…体が火照ってしまって…」
という言葉にそれ以上は負い目のある側としては追求できるはずもなく、
何となく釈然とせずにベッドに入った。
27: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:14:12.20 ID:KMr8b3tI0
他にも彼女には妙な癖があった。
彼が寝苦しくて時折夜中に目覚めると決まって彼女がベッドに座って彼をじっと見つめているのだ。
少し薄気味悪くて
「なんでそんなに見つめるの?」
と聞いても
「いや、あなたの寝顔を見ていたくて」
と答える妻。
その他にも、彼が自分の誕生日に急な仕事で関西に出張になり、
「ごめん、俺の誕生日は来週に回してくれない?」
と電話して1泊2日の仕事を終えて家に帰ると、
ダイニングテーブルには2日前に腕によりをかけて作ったと思しき、
誕生日のご馳走がラップもかけられずに干からびていた。
彼はこのとき初めて自分の妻が恐ろしくなった。
少なからず精神の傾斜がおかしいと感じざるを得ない。
しかし医者に行け!というのもためらわれた。
彼女の田舎では精神科=社会生活不適合者というイメージが根強く、とても聞いてくれそうも無い。
仕方なく彼は自分と妻のストレスを和らげるためによかれと、つがいのオカメインコを飼い始めた。
彼女も喜んで世話をしているようで、彼もほっと一安心していた。
そんな折、また出張の命令がきた。
少し心配に思いつつも、まあ最近は落ち着いてきたようだからと彼は自分を納得させ
「出張に行くけど、風邪引くなよ。あとインコの世話も頼むよ」
と出かけていった。
29: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:15:24.91 ID:KMr8b3tI0
2泊の出張を終え、家に帰った。
妻は快活な笑顔で迎えてくれた。
よかった、彼は胸をなでおろした。
ふと窓辺を見ると鳥かごが空だ。
「あれ?インコは?」
「ごめんなさい。掃除しようとカゴをちょっと開けたら逃げてしまって…」
「ええ~っ!なんだよ!もう」
「…ほんとうにごめんなさい」
逃げたものを責めても仕方ない。
彼は自分を無理やりに納得させ、出張でたまった洗濯物の袋をもって洗濯機に向かった。
全自動の蓋を開けると妙な臭いが気になった。
鉄のような、生臭いような臭いだ。
記憶の底をたどってその臭いの心当たりを見つけたとき、彼の顔色は変わった。まさか…。
妻が夕食の買い物に出かけるのを待って、彼は台所の生ごみ入れをそっとのぞいた。
そこには首をねじ切られたインコが一羽、
そして首を噛み千切られたもう一羽のインコが無造作に投げ込まれていた。
気づいた人もいるかもしれませんが、文中の「彼」とは実は私のことです。
妻とはこれが引き金になって別れました。
会社も辞めて、新宿の同業他社に転職しました。
別れて後は一切、妻やその親戚とは逢っていません。
電話番号も全て変えました。
でも、まだ時折、真夜中に電話がなります。
受話器の向こうでは女性が泣いています。
そして誕生日には玄関のドアの前に山盛りのご馳走が並べられているのです。
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 03:17:41.11 ID:dYPYuULK0
>>29
これは初めて見た
こええ…
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 03:29:59.17 ID:dYPYuULK0
心霊系もいいけどこういう人間の狂気的な話も好き
38: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:33:28.98 ID:KMr8b3tI0
>>35
|A-) 怖いよねえ…
暗い密室で寄り添うもの
彼はエレベーターの管理、修理をしている。
ある日、病院のエレベーターが故障して止まってしまった、と連絡を受けた。
すぐに車を飛ばしたが、到着した時には2時間がたっていた。
現場へむかうと、人だかりがしている。
中には看護婦が閉じ込められているらしい。
「大丈夫ですかあっ!」
彼が呼びかけると、怯えた女性の声が返ってきた。
「出してください。はやくここから出して!」
がんがん扉を叩く音がする。
「待ってください。今すぐに助けます」
道具を並べ、作業に取り掛かった。
「扉から離れていてください!」
と叫ぶ。
「はやくはやくはやく!」
がんがんがんがんがん!!
39: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:34:17.87 ID:KMr8b3tI0
「扉から離れて!」
彼はもう一度叫んだ。
がんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがん!!!
扉は狂ったように内側から叩かれている。
ちょっと尋常ではない。
パニックになっているのだろうか…。
周りの人も不安げに顔を見合わせている。
見かねて院長が扉に近寄って、怒鳴った。
「扉から離れなさい!危険だから!」
「離れてます!!」
女の悲鳴のような声が聞こえた。
「暗くてわからないけど…ここ、なにかいるみたいなんです!」
彼はぞっととした。
じゃあ、今目の前で扉を殴打しているのはなんだ?
つとめて考えないようにして大急ぎで作業にかかった。
扉を開けたとき、看護婦は壁の隅に縮こまり、しゃがみ込んで泣いていた。
彼女曰く、電気が消えた後、何者かが寄り添って立っている気配がしたという。
気配は徐々に増え、彼が来る頃には、エレベーターの中はそいつらで一杯だったそうだ。
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 03:40:33.77 ID:dYPYuULK0
>>39
oh…
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 05:26:42.85 ID:2GHEGGhQ0
>>39
これ怖いね
エレベーター系はなんか怖い
50: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:57:55.66 ID:KMr8b3tI0
蝉
つい最近、経験した、俺的に洒落にならない怖い話。
幽霊とかじゃないんだけど。
バイクが趣味でお盆休み一杯、帰省もかねてあちこちをウロウロしてた。
で、休みの最終日の夕方、また一人暮らしのワンルームマンションに帰ってきた。
一週間、誰一人入る者のいなかった独身男の部屋は、むわっと蒸し暑い。
クーラーをつけて熱いシャワーを浴びて、ビールのカンを空けてソファーに座り、ひといきついたその時。
ジジジジジジジジジジジジジジジジ!
部屋の中に大音量で奇妙な音が鳴り響いた。
音がした方向を見て、俺は
「え!?」
と固まった。
白い壁に、蝉、蝉、蝉。
蝉が10匹ほどとまっていた。
そのうちの一匹が、人の気配を感じてか、急に鳴きだしたのだ。
気持ち悪い。
だが、俺も男だ。
別に、虫が怖いわけでもなし。
51: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:58:17.73 ID:KMr8b3tI0
どこから入ってきたのだろう?換気扇?
などと思いながら、壁の蝉の群れに近づいて、ぞっとした。
その蝉の、一匹一匹が、壁に虫ピンで固定されていた。
鳴いた蝉以外の他の蝉は、既に死んでおり、すっかり乾燥していた。
とりあえず、警察を呼んだ。盗られたものなし。
変質者の仕業であろう、と言う結論に。
カギをかけ忘れた小窓から進入した可能性あり、と。
5Fなんだけどね、俺の部屋。
蝉の乾燥の具合の程度が異なることから、
何日にもわたって変質者が俺の部屋に居座った可能性もある、とのこと。
あらかじめ、死んだ蝉を持ち込んだ可能性もあるけど。
生きた蝉もいたことから、最悪、その日の朝くらいまで変質者が居た可能性も…。
さすがに気持ち悪かったので、冷蔵庫の中のもの、
飲みかけのウィスキーのボトルの中身、全部捨てた。
蝉と虫ピンは、警察が全部持っていった。
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:01:31.79 ID:9UYr/c4j0
オチがすごい話って言えば
鼻歌
現在も住んでいる自宅での話
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、
女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん~…ん~ん~…」
最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん~…ん~ん~…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん~…ん~ん~…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて
般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん~…ん~ん~…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、
よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーー」
って。
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:15:35.71 ID:tc8BHcitO
>>52
これは怖い
54: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 04:10:24.45 ID:KMr8b3tI0
|A-) 最後は好きな話を
天井裏
私が3年前に体験した話なんですけど
私は安い一戸建てを見つけそこに住むことにしました
最初は快適だったのですが日がたつにつれて妙な事に気づきました。
私が1階にいるとき上でボソボソと話し声が聞こえるのです。
2階に行って見るんですけど一人暮らしなのでだれもいません。
足音が聞こえたこともありました。
いったい何なんだろう・・・。と不安は積もるばかりです。
しかもそれは日がたつにつれだんだんとうるさくなっていきます。
間違いなく2階に誰かがいる。
私は2階に行って一部屋一部屋チェックしました。
しかし窓は閉めてあるし人が外から入ってきた形跡などありません。
非常に気味が悪かったのですが、
その時天井から「ドンドンッ」と叩く音が聞こえました。
まるでここだと言っているようでした。
天井裏に誰かいるのか?
55: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 04:11:35.30 ID:KMr8b3tI0
その音の方に言ってみると天井にぽつんと扉があったのです。
業者はこんな所に扉があるなんて全く言ってませんでした。
あまりにも目立たない所にあったので私自身もう2ヶ月にもなるのに全く気づきませんでした。
まだそこからは中から叩く音が聞こえます。
非常に怖かったのですが勇気を振り絞って開けるみることにしました。
開けると中から階段が出る仕掛けになってます。
階段を上がって中に入るとかび臭く埃まみれのところでした。
広さは3.5メートルぐらいで物置には出来そうな所です。
周りは前の家の人が置いていったものなのか誇りまみれの人形と
ダンボールが何個も置いてありました。
しかし誰もいません。
とその時突然誰かが後ろにいる気配を感じました。
後ろを振り返ると髪の毛が長く赤い服を着てジーパンをはき、
顔は髪の毛で見えませんでしたが血だらけのような者が立っていました。
私はびっくりして階段を転がるように下りて逃げました。
そして2階と1階を結ぶ階段を下りている時、
さっきの所で階段をドスドスドスッと下りてくる音が聞こえました。
追いかけてくる!殺される!そう思って私は必死にその家から出ました。
その日は友達の家で泊まる事にしました。
次の日友達と一緒にまた自分の家に戻ってみることにしました。
家を開けようとした前にちらっと2回の窓をみると
窓に手を着けてこっちを見ている女性がうっすらと見えました。
私は家に入るのはやめてそのままその日引っ越しました。
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:20:24.93 ID:BbxBjZBW0
23分間の奇跡
514:1:2009/06/15(月) 02:32:02.65 ID:fkjTQUvs0
教室の中、子供達の前で一人の中年女性教師が泣いている。
そこへ、時報と同時に別の女性教師が入って来る。
「子供達はどうなる」と訴えていた中年教師を教室から送り出し、その教師は子供達に語り掛ける。
最初は、不審気な表情を見せる子供達。
だが、教師が子供達の名前や特技などを言い当て、
それを三日間で覚えて来たと話すと、次第に心を開き始める。
次に教師は、教室に掛かった額の中の言葉の意味を問い掛ける。
「平等 自由 平和」
そこで、一人の少女が教師の着ていた服について尋ねた。
こんな服は嫌いかと教師が尋ねると、少女は服を褒めた。
「じゃあ、これからは、みんなにも同じ服を着て貰いましょうね。
そうすれば、明日着て行く服を考えなくてもいいでしょう?
みんな同じ服、これが平等だと思わない?」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:23:01.82 ID:BbxBjZBW0
518:2:2009/06/15(月) 02:32:57.94 ID:fkjTQUvs0
この意見に、一人の少年が食って掛かる。
すると、教師は続けた。
「そう、何を着るのも勝手、それが自由というのよ」
これにも反抗する少年。
少年の父親は、どこかに連れて行かれていたのだった。
教師は、「大人でも学校に行く」「すぐに帰って来る」と言う。
すると、少年は机の中から新聞の切り抜きを取り出す。
「クーデターが起きて、日本の憲法が変わっちゃったんだ!」
「憲法って何?」
「国の決まりだよ」
教師は、これにも優しい口調で答える。
「国の決まりでも、間違っていたら変えなきゃね?」
そして、女性は明日から『お泊り』に行く事を発表した。
キレイな部屋で美味しいものを食べると聞き、喜ぶ子供達。
何が食べたいかを子供達に尋ねた教師は、おもむろに言い出す。
「さぁ、みんな目を閉じてお祈りしましょう。
『神様、お菓子を下さい』」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:25:46.96 ID:BbxBjZBW0
522:3:2009/06/15(月) 02:33:50.33 ID:fkjTQUvs0
くすくす笑いをこらえながら、女性の言葉に従う子供達。
当然お菓子は現れない。
「じゃあ『指導者様』に変えてみたらどうかしら?」
子供達の机の上にお菓子を置いていく女性。
目を開けてお菓子を見つけ、喜ぶ子供達。
だが、一人反抗していた少年は、薄目を開けて全てを見ていた。
「お菓子を置いたのは、『指導者様』じゃなくて先生じゃないか!」
微笑む女性。
「そう、実際にお菓子を机の上に置いたのは先生です」
あっさりと認められ、きょとんとする子供。
女性は、少年を賢いと褒めながら言葉を続ける。
「いくら誰かに祈っても、本当は何も出て来ません。
もし、何かしてくれる人がいるとすれば、それは神様なんかじゃなくて、先生や他の人の力なの」
言葉に詰まる少年を、他の子供達も褒め始める。
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:27:52.04 ID:BbxBjZBW0
525:最後:2009/06/15(月) 02:34:48.41 ID:fkjTQUvs0
続けて教師は、新学期のクラス委員を誰にしようか話し始めると、子供達は少年がいいと口々に言い出す。
まんざらでもない様子の少年。
教師は、クラス委員の最初の仕事として、掛けられた額を外してしまおうと提案する。
ある少女が、「大切なものでは?」と言い出す。
「本当に大切なのは、中に書かれた言葉でしょう?
だったら、それはみんなの心の中に掛けておけばいいわよね」
子供達は納得し、額を外した少年はそれを窓から投げ捨てた。
地面で砕ける額を見て、歓喜する子供達。
子供達を見て微笑む女性の腕時計は、丁度23分を経過していた。
そして女性は、自分の服と同じ制服と新しい教科書を取り出す。
「古い教科書を破った人から、取りに来て下さい」
もう、疑問を唱える子供はいなかった。
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:43:41.46 ID:tc8BHcitO
>>68
世にも奇妙な物語か
懐かしい
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:55:40.26 ID:BbxBjZBW0
>>70
うん、23分で洗脳完了、てやつ
http://video.fc2.com/content/世にも奇妙な物語 「23分間の奇跡」
名前: マジレスさん: 2007/09/07(金) 17:06:23 ID:8AJvxOCl
時は来た
うちの死んだじいさんは軍人あがりで腕力でブイブイ物いわすタイプで
妻や娘たちにも何か気に入らないと殴る蹴る罵る。酒乱。競馬パチンコ狂。
婆さんはぶたれて鼻が曲がっても、はいはいと黙って従う従順な妻だった。
それでも年をとったら大人しくなり、娘(あたいのママ含)たちも嫁ぎ、平穏な日々を送っていた。
が、ある日夕方頃突然、強烈な頭痛に見舞われた(脳内出血だったの)。
「痛い…痛い…」と苦しむ爺さんを見て、(普通は救急車を呼ぶレベル)
婆さん一言「あらまあ、じゃあ今日は早めに寝てくださいね」
深夜、爺さんは「きゅ、救急車を呼んでくれ」
一緒に住んで回りの世話をしていた末娘が言った。
「おじいさん、救急車は今の時間は営業してないわよ」
未明頃、爺さんは意識不明に陥った。そこで婆さんがいうことには
「救急車は朝の11時からですよ。裏のパン屋も11時だから病院もきっとそのくらい」
で、昼頃救急車を呼んだ結果、おじいさんは手遅れで。(以下略)
この話、末娘(あたいのおばさん)と婆さんが、
ようかんと茶飲みながら楽しそうに話していたんだ。
当時小学生だったあたいは「こいつら馬鹿?」って思ったけど今から考えたら…。
737 732 sage 2010/04/25(日) 22:26:52 ID:GmFVNfr10
黒いゴミ袋
前の職場で個人的に怖かった体験
当時リサイクル工場で働いていたんだけど、やる事は単純で簡単に説明すると、
ゴミを回収してきて、それを可燃・不燃・ビン・アルミ・スチール・ペットボトル・発砲スチロールと分別して
それぞれを出荷するという誰にでもできそうな仕事をしてた。
でもヘタレな俺は3年で辞めてしまったわけなんだけど、辞める2日前に怖い体験をした。
いつもの様に、ゴミの入った袋を手で破いて中身を確認してから機械の中にブチ込んでた。
この機械っていうのは中に刃の付いたスクリューがあって、
それが回転して、さらにゴミ袋をズタズタに破いてくれる便利な機械なのね。
でも石や鉄を入れると刃が折れちゃうから、機械にブチ込む前に毎回中身を確認してるわけです。
たまにお宝?っぽい物が入ってたりしてたからワクワクしながら袋を確認してた。
で、大量のゴミ袋の中に1つだけ真っ黒な袋があったから期待に胸を膨らませながらあけてみたんだ。
でもその袋、何重にも黒いゴミ袋を重ねてるせいか破っても破っても中身に辿りつけなかった。
外から触ってもフワフワした感触しかなかったんで、
めんどくさいからそのまま機械の中にブチ込んだったんだけど、
作業終了時刻前に突然機械がエラーになって稼働が停止した。
739 732 sage 2010/04/25(日) 22:36:45 ID:GmFVNfr10
とりあえずエラーを解除して、時間も遅かったんで先にバイトを帰宅させた。
俺は前日仕分けたアルミを出荷しに行って、工場に帰ってきた頃には18:30で外はもぅ真っ暗になってた。
上司も先に本社に戻っていて、工場内は俺1人だけ。物音や足音を立てるだけで凄い響くほどの静けさ。
エラーの原因を調べる為、機械の蓋を開け懐中電灯片手に中を調べてみた。
真っ暗な中スクリューを懐中電灯で照らしてみると、
なにやら黒い糸がスクリューの中心軸に絡みついていた。
この時は何が絡みついていたかわからんかったが、
俺は無数に絡みつく何かを無性に素手で引きちぎっていった。
時計を見ると時刻は既に20:30になっていたんで(本社が21:00で閉まる)、
とりあえず機械内部を水道水で洗浄して、機械が正常に稼働するか確認してみた。
いつも通り正常に動いていたので、しばらく稼働させて先に戸締まりをした。
ふとベルトコンベアーの方を見てみると先ほどスクリューの軸に
絡みついていた黒い糸が大量に流れてきていた。
自分の目を疑った。それは糸ではなく人の髪の毛だった・・・。
絡みついた髪の毛を時間を忘れ、無性に素手でブチブチと
引きちぎってた自分自身が怖くてたまらなかった。
急いで稼働を停止させ、電気を消し工場をあとにした。
本社で上司に話してみたが「どうせ美容院とかの髪の毛だろ」と軽く流された。
次の日、工場の鍵を開けスクリューの機械の下を見てみると赤褐色の水たまりができていた・・・。
スクリューの機械内部は錆れていて、水で流すと錆も混じって赤褐色の水が流れてくるが、
俺にはどうしてもそれが血の混じった水に見えて仕方なかった。
ちなみにこの日は俺の退職の日で、スクリューによって押しつぶされたビンの破片が
右目に刺さり、視力が1.5あったのが1.0に落ちた。
まぁ、ゴーグルしてなかった俺が悪いわけですが・・。
駄目文でスミマセン
147:本当にあった怖い名無し:2008/02/23(土) 02:21:18 ID:2AnBbnDH0
背中の傷
デリヘル嬢から聴いた話
新規の予約に 勇んでラブホに向った彼女
待っていたのは リーマン風の いかにも神経質そうな男だったらしい
部屋に入ると 男は大声で「脱げ」と命じた
不安が錯綜し 彼女の愛想笑いが消える
要望に応え 衣服を脱ぎ捨てると
男は顔を近づけ 鼻を鳴らしながら「臭ぇ 臭ぇ」と繰り返す
震える身体を押え 男にシャワーを勧める彼女
浴室に於いても ベッドに於いても 男は機能しなかったそうだ
世話しなく両の指を動かし 剥き出しの歯をギリギリと擦り合わせる男
彼女はただ 時間の過ぎ行くことを祈っていた
男の背中に 引掻いた様なミミズ腫れを見つけた彼女
そそくさとラブホを後にしたらしい
男は何度も延長を交渉してきた様だが ・・・
「だってね あの疵 ニゲテって読めたんだもん」
数年前にその地域で発生した デリヘル嬢惨殺事件 実はまだ未解決なのだそうだ
225 :本当にあった怖い名無し:2009/02/27(金) 15:03:14 ID:kMV+DRwb0
首吊り
爺ちゃんの体験談だそうで。所々うる覚えだけど
爺ちゃんは消防士で、その頃はちょっと田舎の詰め所みたいな消防署で待機してたんだと
そしたら警官がその詰め所に飛び込んできた
「すまん、(爺ちゃんの名前)さん! ちょっと手伝ってくれんか!」
「どうしたのね」
「一家心中だわ。揃って首吊り」
「わかった」
職業柄か単に肝が太いのか、元々そういうことにも慣れっこだったみたいで、
言われたまま飛び出した
道中聞いた話では、その一家心中した家族の親戚っていう人が
その家を訪ねたら揃って軒先で吊っていたようで、
電話連絡を受けて警官も一回見に行ったんだと
まあ人数が人数で、一家揃って並んでるのを見てちょっとビビったらしく、
親戚に人を呼んでくると言って、
爺ちゃんに助けを頼んだらしい
んで二人して家に着いたら、警官が腰を抜かして驚いた
「どうしたね?」
「ひ、一人増えとる!」
軒先に、一家と一緒に、通報した親戚がぶら下がっていたそうだ
707 :本当にあった怖い名無し:2008/06/05(木) 18:10:50 ID:NhdlemZZ0
プレス
学校の先生から聞いた凄まじい話を投下
その医学概論の先生は前は看護士をしてて、様々なウギャーっす現場を見てきたらしい。
その中で一番強烈なウギャーっすは新聞を印刷する仕事をしている患者の怪我。
その患者は、ある日いつものように印刷の仕事をしてたんだけど、
新聞を印刷するローラーのプレス機がつまりを起こした。
で、患者はアホな事に手を使ってつまりを直そうとした。直った。地獄の幕開け。
直った瞬間指先から巻き込まれ、バキバキグチャグチャ潰されていく。阿鼻叫喚。
悲鳴を聞きつけた他の作業員がすぐに機械を止めたけど、
もう既に肘の手前までが血まみれプレスされていた。
そして潰されて、爪がズレ、骨が突き出、脂肪が飛び散り、筋肉も漏れて平べったくなった腕には、
新聞記事と小泉とキムジョンイルが握手している写真が印刷されていた。
それでも神経はまだ繋がっていて、指先がかすかに動いたりしてたそうだ。
救急車が到着するも、腕は強靭な力でプレス機で挟まれていて病院に運ぶ事が出来ず
印刷機の業者が駆けつけて、潰れた腕を二時間かけてなんとかプレス機からはずす事が出来た。
そして病院に運びこまれたんだけど、インクが脂肪と絡まっていてこのままじゃ手術することが出来ないから
今度は手作業でインクを取り除くことに。その作業は四時間もかかった。
そしてなんとか手術は出来たんだけど
所々駄目になっていてこのままじゃ腐る部分が広がるとのことで結局切断してしまった。
その時の写真はとってあるらしい。次同じ怪我をした患者対策の為との事。
なんでも、こういう壮絶な事件が印刷業界では一年に何回か起きているんだとか。ウギャーっす。
900:本当にあった怖い名無し:2010/04/29(木) 03:05:07 ID:CnMzCT+b0
電話受信のバイト
寝れないから、心霊とかじゃないけど、俺の人生で一番怖い話を書くよ。
数年前、まだ大学生のころ、電話受信のバイトをしてたんだ。
まぁクレームとかもたまにあるけど、基本受信だからほとんどは流れ作業ね。
通信教育の会社だから、一番多いのは解約かな、あとは教材の発送とか問い合わせとか…
で、俺達バイトの電話は会社の人がモニタリング出来る様になってて、
もし電話が長引いてたりすると、チェックが入るのね。
俺は職場が長いのと、まぁまぁ成績も良かったから、
バイト始めて三年目の大学3年のころには、
バイトの中で一番偉い、言わば社員さんの下…チームリーダー的存在になってて、
モニタリングの権限も与えられてた。
901:本当にあった怖い名無し:2010/04/29(木) 03:06:03 ID:CnMzCT+b0
その日、女の子の電話が20分を超えてた。
女の子の方を首伸ばしてみると、ヘッドセットのイヤフォン部分に
耳を当てながら、凄く真剣な顔してうなずいてる。
なんか面倒なクレーム入ったかなぁ、こりゃ…と思って
その子の電話をモニタリングしたら、男の子本人からの電話で、
とにかく泣きじゃくりながら、
「…で、いじめるんです、ほんとです。
煙草を身体に当てたり、お湯をかけられたして痛いです。
でも誰かにいったらもっと怒られるのでいえません。
先生にもいえません。
今は寝てます。助けてください」
みたいなことを言ってる。
顧客番号を入力してないのもあって、
こっちは何も分からないから、
女の子がうなずきながら一生懸命名前とか住所を聞き出そうとしてるんだが
ほとんどパニック状態で小声で泣き叫んでる(うまくいえんけど)状態。つづく
903:本当にあった怖い名無し:2010/04/29(木) 03:07:06 ID:CnMzCT+b0
省略ごめん。つづき
話の内容がマジで深刻になってきたから、
こりゃまずいなぁと思って上司に相談しようとしたら、
「うわぁぁぁー!」って男の子が甲高く鳴き叫んで、あわててヘッドセットを戻した。
そしたら叫ぶような声とモノを叩く声が何度か聞こえた後、
鼻息がふーふーしてる女の人(たぶん、お母さん)が出て、
「私が何をしようと勝手でしょ!!
私のモノなんだから!!!!あぁ!?
電話はなかったことにしてちょうだい!
ふー…この子は私が殺しておきます。」ガチャ。
それで電話が切れた。
マジで怖かったよ…ちなみに女の子は次の日に退職届を持ってきた。
こんなに怖いのはなかったけど、まぁ
キチガイ染みた電話もいっぱいあったな…。
電話系のバイトは止めた方がいいぜ。
14 :とどめ ◆3YDTaQSync :2007/06/03(日) 01:30:00 ID:/jdhKP62O
とどめ
ゴールデンウィークの事でした。
地元の山岳会に所属している私は、同じ会の仲間数人と泊まりがけでK岳へ登山へ行きました。
途中にある山小屋で一泊し、翌日の朝に山頂を目指す計画になっていました。
二日目、山の尾根を歩いていると仲間の一人が強風に煽られ滑落してしまいました。
300メートルは落ちていったでしょうか、
(だめかな)と思ったのですが、奇跡的に助かったようで、
手を挙げてこっちらに助けを求めているようでした。
私たちは慎重に砂利の斜面を下っていきました。
途中には生々しい血の帯がついていました。
仲間の元へたどり着いた私たちは息を呑みました。
生きているのですが、頭蓋骨が滑落の摩擦で削れてしまっていて、
脳が向きだしになっています。
落ちた仲間は「う…あ…」と弱々しい声を出していました。
私は一応リーダーでしたので、他の仲間の了解をとって、
そのあたりに生えている木の枝を折って、滑落した仲間の脳に突き刺し、数回かき回しました。
しばらくするとピクリとも動かなくなったので、
山岳救助隊に無線を入れてヘリを飛ばしてもらいました。
もう絶対助からない人間にとどめを刺すのは、山では常識的に行われています。
598 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 04:18:11 ID:+ghnpexTO
電話の相手
夜居酒屋でバイトしてた頃、残業してたらいつもの電車に間に合わなくて、
途中の寂れた駅までしか帰れなかった時があった。
その日は給料日前日で全然金なくて始発出るまで公園で寝てたんだけど、
寒さで腹壊しちゃってトイレに行ったの。
そしたら少しして隣の個室に人が来たんだけど何か電話しながら入って来たみたいで話が聴こえて。外からは車の音とかするんだけど、トイレの中かなり静かだから相手側の声も微妙に聴こえたんだ。
「ん?うん、分かってるって。あはは!あ、ごめんごめん。何?」
『・・なった・・い つか・・』
「あぁ、そーだなー。大丈夫だって。気にすんなよ。え?おう。あははっ!やだよ。なんでだよ!ふふ。うん。そーなの?」
『たしか・・かけ・・し・・』
「そうだっけ?おう・・あー、そうかもしんね わり!ちょっと待ってて」
で、トイレから出ようとした時、隣から。
かさっ、しゅっしゅっ。と言う音と同時に、はっきり相手側の声が聴き取れた。
『ったでんわばんごうは げんざい つかわれておりません ばんごうをおたしかめのうえ おかけなおしください おかけになったでんわば』
「もしもし?わり。タバコ。で、何だって?ああ、そりゃおま」
急に怖くなり駅まで走って、駅前で震えながらシャッターが開くのを待ってた。
ただ物凄く気味が悪くて怖かった。思い出すとまだ夜が怖い。
862 人が死ぬ数分間1 2006/03/18(土) 22:17:22 ID:3chT2yWL0
人が死ぬ数分間
人が死ぬ瞬間を見たことがありますか?
わたしは、見ました、人から魂が抜けていく数分間を。
交通事故の現場での話です。
数年前、朝、バイクで都心に向かうときのことです。
東京の山手通と川越街道の交わる交差点から東へ
約百メートルのドンキホーテを少し過ぎたあたり、日本ケミカル建設という会社の前です。
通勤のクルマやバイクが朝の光を浴びながら都心に向かっていきます。
そこに一台のバイクとひとりの青年が倒れていました。
交通事故だと思い、その倒れている青年を通り過ぎてから、
路肩にバイクを停めました。
864 人が死ぬ数分間2 2006/03/18(土) 22:18:59 ID:3chT2yWL0
倒れている青年を歩道の方に移動させなければ...と思い、
そちらを見たところ、急に起きあがり、酔っぱらいがゲロを吐くように、
胃の中のモノをドバーッと吐き出しました。
これでは、移動させることが出来ない。
そう思ったわたしは、119番に携帯電話で通報しました。
地番表示のプレートが無く探すのに手間取りました。
今思うと、豊島区池袋本町何丁目何番何号と
詳しく伝えることもなかったかと思います。
865 人が死ぬ数分間3 2006/03/18(土) 22:19:40 ID:3chT2yWL0
で、その青年を見るとアスファルトにひざまずき、
げえげえと胃の内容物を吐き出しています。
加害者は誰かと見回すと、F山通運のドライバーがどこかに携帯で連絡をしています。
彼と絡んだ交通事故なのかも知れません。
青年は、地べたに突っ伏し、鼻と口からぶくぶくと泡の混じった血を吹き出していました。
これはSFXじゃない! こんなに血が出たら、彼の体から血が無くなってしまう!
そう思いました。
警察にも電話をしなければ!
彼は完全に動きを停めていましたが、
彼の心臓は、彼の血液を、彼の体の外に送り続けていました。
F山通運のドライバーが
自分の人生が終わってしまったとでもいうような表情で、
アスファルトの地面に横たわる青年を見つめていました。
地面に横たわる青年の心臓も動きを止めてしまったのか、
もう口と鼻から血液が出ることはありませんでした。
半開きの眼の彼の顔の前には、大根下ろしを三角に盛り上げたような山が出来ていました。
このバイクの青年と貨物トラックのドライバーは、
10分前には、こんな場面は想像もしていなかったでしょう。
わたしは、人の命ってこんなに簡単に消えてしまうもんなんだなと、
寂しい気持ちになりました。
867 人が死ぬ数分間4 2006/03/18(土) 22:25:27 ID:3chT2yWL0
その翌日、現場には花束やら缶ビールやらたばこが供えられていました。
道路の舗装があり、彼が大量に吐血し吐いた彼の血が、道路に封じ込められました。
毎朝、花束を見るたび、彼の死んで行く数分間を思い出し、苦しみました。
836 第一夜 2006/05/10(水) 13:23:57 ID:0zfG5UVO0
晴美の末路 ※長文都市伝説系
へへへ、おはようございます。流石に皆さん怖い話をしなさる。今日は生憎天気が悪いようで。
あの時も丁度今日みたいな雨空だったな。あ、いえね、こっちの話でして。え?聞きたい?
そんな事誰も言ってない?はぁはぁ、すみませんね、私も毎日苦しくて。正直この話を誰かに
打ち明けないと気が狂いそうでして。それでは、早速暇つぶしにでもお読み下さい…へへへ。
もう10年ほど前になりますかね。当時、私はとある地方の寂れたスナックで働いてましてね。
そこで、店の女の子の1人と良い仲になっちまったんですよ。ま、良くある話です。へへへ。
アパートに同棲してまして。スナックのママも他の従業員もみな承知の上でしてね。
まぁそこそこ気楽に楽しく暮らしてましたわ。しかし、この、仮に晴美としましょうか。
晴美はかなりのギャンブル狂でして。パチンコ・競馬・競艇・競輪・ポーカー・マージャン、
なんでもござれでして。これが勝ちゃ良いんですが、弱いんですよ。賭け事にも才能ってありますよね。
案の定、借金まみれになっちまった。それでも何とか、働きながら返してたんですよ。
え?私はどうかって?私はあなた、ギャンブルなんてやりませんよ。そんな勝つか負けるか
分からないのに大金賭けられますかいな。以外に堅実派なんですよ。へへへ。…話を戻しましょうか。
同棲しだして、2年ほど経った頃でしたかね。とうとう、にっちもさっちも行かなくなっちまった。
切羽詰まった晴美は、借りちゃいけない所から金借りちゃったんですよ。まぁヤクザもんですよね。
ある夜、アパートに2人でいる時に、男が2人やって来ましてね。見るからにそれモンですよ。
後は大概、お分かりですよね?TVや映画で良くある展開と同じですよ。笑っちまうくらい同じです。
金が返せないのなら、風俗に沈める、の脅し文句ですよ。それでも晴美は1週間、1ヶ月待って
下さい、と先延ばししながら働いてましたよ。え?私?私は何も出きゃしませんよ。
ヤクザもんですよ?とばっちりは御免です。え?同棲しておいてそれはないだろうって?
はぁはぁ、ごもっとも。でもね、皆さんもいざ私のような環境に置かれると分かりますって。
837 第二夜 2006/05/10(水) 13:25:14 ID:0zfG5UVO0
ある夜、いつもの様にアパートに取立てがやって来ましてね。所がちょっと様子が違うんですよ。
幹部って言うんですか?お偉いさん来ちゃいまして。一通り晴美と話した後、
つかつか~と私の方にやって来まして、お前があいつの男か?と聞くんですよ。
ここで違う、とは言えませんわね。認めると、お前にあいつの借金の肩代わりが
出来るのか?と聞くんですよ。出来るわけないですよ。その頃には借金1千万近くに
膨れ上がってましたからね。当然無理だと言いましたよ。そしたらその男が、
あぁ、今思えば北村一輝に似た中々の良い男でしたね。あ、へへへ、すみません。
話を戻しましょうか。その男が、ならあの女は俺らがもらう。ってんですよ。
仕方が無いな、ともう諦めの境地でしたよ。私に害が及ばないのであれば、
どうぞご自由に、と。え?鬼?悪魔?鬼畜?はぁはぁ、ごもっとも。
でもね、水商売なんて心を殺さないとやってけないんですよ。晴美に惚れてたならまだしも、
正直体にしか興味ありませんでしたからね。え?やっぱり鬼畜?はぁはぁ、結構です。
それでもって、男が妙な事を言い出したんですよ。あの女の事を今後一切忘れ、
他言しない事を誓うならば、これを受け取れ。と言うと、私に膨れた茶封筒を
差し出したんですよ。丁度百万入ってましたよ。でもね、嫌じゃないですか。
ヤクザから金もらうなんて。下手したら後で、あの時の百万利子つけて返して
もらおうか、何て言われちゃたまりませんからね。断りましたよ。
そしたら、その幹部の連れのチンピラが、ポラロイドカメラでもって私を撮ったんですよ。
そしてその幹部が、この金を受け取らなかったら殺す、って言うんですよ。
何で私がこんな目に、と思いましたよね。渋々受け取りましたよ。
そして、もし今後今日の事を他言する様な事があれば、お前が世界のどこにいても
探し出して殺す、と。その時、私は漠然とですが、晴美は風俗に沈められるのでは
無く、他の事に使われるんだな、と思ったんですよ。もっと惨い事に。
838 第三夜 2006/05/10(水) 13:26:40 ID:0zfG5UVO0
晴美はある程度の衣服やその他諸々を旅行鞄に詰め込み、そのまま連れて行かれました。
別れ際も、私の方なんて見ずにつつ~と出て行きましたね。結構気丈な女なんですよ。
1人残されたアパートで、私はしばらくボーッとしてました。明日にでもスナック辞めて
どこかへ引っ越そうと思いましたね。嫌ですよ。ヤクザに知られてるアパートなんて。
ふと、晴美が使っていた鏡台に目がいったんですよ。リボンのついた箱が置いてあるんです。
空けて見ると、以前から私の欲しがってた時計でした。あぁ、そういえば明日は私の誕生日だ。
こんな私でも涙がつーっと出てきましてね。その時初めて、晴美に惚れてたんだな、
と気がつきました。え?それでヤクザの事務所に晴美を取り返しに行ったかって?
はぁはぁはぁ、映画じゃないんですから。これは現実の、しょぼくれた男のお話ですよ。
翌日、早速スナックを辞めた私は、百万を資金に引っ越す事にしたんです。
出来るだけ遠くに行きたかったんで、当時私の住んでた明太子で有名な都市から
雪祭りで有名な都市まで移動しました。そこを新たな生活の場にしようと思った訳です。
住む場所も見つかり、一段落したので、次は仕事探しですよ。もう水商売はこりごり
だったので、何かないかなと探していると、夜型の私にピッタリの、夜間警備の
仕事がありました。面接に行くと、後日採用され、そこで働くことになったんですよ。
それから約10年。飽きっぽい私にしては珍しく、同じ職場で働きました。
え?晴美の事?時々は思い出してましたよ。あの時計はずっとつけてました。北国へ来てから
新しい女が出来たり出来なかったりで、それはそれで、楽しくは無いですが平凡に暮らしてましたよ。
私、こう見えてもたま~にですが、川崎麻世に似てるって言われるんですよ。
え?誰も聞いてない?キャバ嬢のお世辞?はぁはぁ、失礼しました。
それで、つい1ヶ月前ほどの話です。同僚のMが、凄いビデオがある、って言うんですよ。
839 第四夜 2006/05/10(水) 13:28:25 ID:0zfG5UVO0
どうせ裏モンのAVか何かだろうと私は思いました。こいつから何回か借りた事が
あったので。そしたらMが、スナッフビデオって知ってる?って言うんですよ。
私もどちらかと言うと、インターネットとか好きな方なんで、暇な時は結構
見たりするんですよ。だから、知識はありました。海外のサイトとか凄いですよねぇ。
実際の事故映像、死体画像、などなど。で、ある筋から手に入れて今日持って来てるんだが見ないか?
ってMが言うんですよ。深夜3時頃の休憩時間でしたからね、まぁ暇つぶしくらいには
なるだろうってんで、見ることにしたんですよ。私は、どうせフェイクだろうと
疑ってかかったんですけどね。ビデオをデッキに入れ、Mが再生ボタンを押しました。
若い全裸の女が、広い檻の中に横たわっていました。髪の毛も下の毛も、
ツルツルに剃りあげられていました。薬か何かで動けなのか、しきりに眼球だけが
激しく動いていました。晴美でした。私は席を立ちたかった。でも何故か動けないんですよ。
やがて、檻の中に巨大なアナコンダが入れられました。何か太いチューブの様な物を
通って。大げさじゃなしに、10m以上はあったんじゃないでしょうかね。
それはゆっくりと晴美の方に近づいて来るんですよ。
Mが凄いだろ、と言わんばかりに得意げに私の方を、チラチラと横目で見てきます。
それは、ゆっくりと巨体をしならせ、晴美の体に巻きつきました。
声帯か舌もやられてるんでしょうか、晴美は恐怖の表情を浮かべながらも、声ひとつあげませんでした。
パキパキ、と言う野菜スティックを2つに折った様な音がしました。
晴美の体が、グニャグニャとまるで軟体動物の様になっていったんです。
10分ほど経ったでしょうか。それが大口を開けました。
晴美のツルツルになった頭を飲み込んだんですよ。
ここからが長いんだ、とMは言い、早送りを始めました。
それは、晴美の頭部を飲み込み終えると、さらに大口を開け、今度は肩を飲み込み始めました。
胴体に達したとたん、テープが終わりました。続きが、後2本あるんだ、とMが言ったんです。
もういい、と私は言うと、逃げるようにビルの巡回に戻りました。
840 第五夜 2006/05/10(水) 13:32:52 ID:0zfG5UVO0
それからなんですけどね、いつも同じ夢を見るんです。晴美の顔をした大蛇が、
私に巻きつき、締め付けてくるんですよ。そして体中の骨を砕かれ、頭から晴美に飲み込まれるんです。
凄まじい激痛なんですが、逆にこれが何とも言えない快感でしてね。
晴美の腹の中でゆっくり溶かされ始める私は、まるで母親の胎内に戻った様な安心感さえ感じるんですよ。
え?そのビデオはどうしたかって?Mから私が買い取りましたよ。
それこそ、給料何ヶ月分かの大枚はたいてね。3本全部見て、
少し泣いた後、私は全てビデオを叩き壊しました。
841 終夜 2006/05/10(水) 13:34:02 ID:0zfG5UVO0
それで、深夜仕事をしてると、晴美を感じるんですよ。
ビルなどの屋内を1人で見回るでしょう?すると、後ろからピチャピチャと
足音が聞こえてくるんですよ。振り返ると、誰もいない。
でまた歩き出すと、濡れた雑巾が床に叩きつけられる様な音で、ピチャピチャと。
晴美かな、と思うんだけれども、一向に姿を現さないんですよ。
感じるのは気配と足音だけ。
そんな事が数日続き、流石に精神的にまいってしまいましてね、今現在、
休暇と言う事で仕事を休んでるんですよ。3日前です。とうとう晴美が現れたんですよ。
深夜、自宅のベッドでボーッと煙草をふかしていたら、白い煙の様な物が
目の前に揺れ始めたんですよ。煙草の紫煙かな、と思ったんですが、動きがおかしい。
まるで生きてるように煙がゆ~らゆ~らと形をとり始めたんですよ。
晴美でした。既に溶けかかり、骨が砕けた全身を、マリオネットの様に揺らし、
「まだある」方の眼球で、私を見つめてきました。何かを言いたげに口を動かしていますが、
舌が無いのか声帯が潰されているのか、声にならない声で呻いていました。
どの位の時間が経ったでしょうかね。いつの間にか晴美は消えていたんですよ。
恥ずかしい話、私は失禁と脱糞をしていました。はぁはぁはぁ、汚くてすみませんねぇ。
次の日の夜も晴美はやってきました。もう私はね、晴美に呪い殺されてもしょうがない
んじゃないかと思い始めてましてね。晴美が再び現れるのを心待ちにしてた部分もあったんです。
やはり、晴美は何か言いたげに口を動かしています。
私は駆け寄り、何が言いたい?私はどうすれば良いんだ?時計、時計、時計ありがとう、
あの時何もしてやれなくてすまない、時計は大事に持ってる、時計は、時計は。
半狂乱のまま、私は叫び続けたんです。すると、晴美が折れた首を健気に
私の方に近づけて、言ったんです。途切れ途切れながらも、ハッキリと聞き取れました。
「わたし、あんたのこどもほしかったな」
今日も夜が来る。
204 :氏名トルツメ:2006/02/24(金) 21:59:55
歯磨き
今、酔っぱらって帰って来て歯を磨いたらなんだか
口が生ぬるかったのでペッと吐いたら 血がドロドロと出てきた。
よくみたら歯ブラシじゃなくって T字カミソリだった。
口の中はもちろんの事、歯茎まで勢いよくゴシゴシしてしまった。
ベロより歯茎のほうが悲惨で何カ所もベロンと皮がめくれてしまいました。
生まれてきて一番痛い・・・。血が止まらない・・・。掲示板どころじゃない・・・。
少し横になろう・・・。
827 グック 2006/03/18(土) 03:14:18 ID:BEorfeN+0
卒業アルバム
すべて匿名ですが、物語風に編集した事実です。
「これ、まずいよ。」そう言ったのは、卒業アルバム担当の川島先生だった。
彼が机に置いた写真、それは3年C組の、アルバム用の集合写真。他の先生が集まってくる。
「やだ!何これ。」C組担当の荻田先生が、驚いて口元に手をやる。
写真は、校庭で撮ったもの。真ん中に先生、それを取り囲むように生徒達、一見変わった様子は無いが、
その背景、右上に、はっきりと男の顔が浮かんでいた。筋金入りの心霊写真である。
「どうしますか?先生」川島が荻田に聞いた。
普通なら、撮り直すのが当然かも知れなかったが、すでに三学期後半。付属高校という事もあり、
生徒はほとんど登校して来ない。次の登校日まで待っていたら、
アルバムの制作の方が間に合わなくなる可能性がある。
とはいえ、こんなにはっきり写っている写真をアルバムに載せたら、
生徒達も何を言うか分からない。
この時代、今のようなデジタル処理などほとんど無く、不自然さが無い修正は厳しかった。
悩んでいる所に、過去何度かアルバム制作に携わった八代先生が助言を出した。
「当日休んだ生徒がいるでしょ。その生徒の囲みを、そこに入れたらどうですか?」
結局この意見が採用された。
「しかし、この顔、2年前に自殺した、加藤君に似てるね。」
八代は、写真を見ながら、ぼそっとつぶやいた。
加藤君とは、2年前の夏休みに田舎で首を吊って自殺した生徒であった。
原因は不明。一説には、いじめがあったと言われているが、
はっきりした裏は取れていない。その時の担任も、荻田であった。
「え、嫌ですよ先生、そんな、違いますよきっと。」荻田はそう言って、ハンカチで汗をぬぐった。
こうして心霊写真は隠蔽され、無事アルバムは完成した。
それから5年後。C組の同窓会が開かれた。
しかし43人全員出席とはならなかった。卒業して一年目に、
二人の生徒が事故に遭って死亡していたのである。その二人は、
アルバムで、囲みとして写真を隠す役を務めた二人だった。
138 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:07:45
秘められた祭り
沖縄、八重山諸島、新城島の秘祭、豊年祭が、先週の木~金にかけて行われたそうです。
この祭りは島民以外の見学がかなり制限され、撮影、筆記など一切禁止、
カメラをもったよそ者が見つかったらリンチされたりと事件が起こってる位、
秘密で行われている日本民俗学最大のタブーとされてる祭りです。
ここまで徹底的に秘密にするので、人魚と称して子供の肉を食ってるとか、
女を監禁して神様が生まれる儀式として輪姦してるだのおどろおどろしい噂が出てるんです。
まあ、都市伝説みたいなものなんでしょうけど、そこまで隠すからそういう噂が出るんでしょうね。
僕の調べた民俗学者などの資料の限りだと観光客には見せない
アカマタ、クロマタ誕生の儀式は男役と女役の島民が
性交をする真似をする儀式があるらしく、それで神が誕生するとなってるのが見せない、
秘密にするので女を監禁して輪姦という噂になったんじゃないかなと思います。
実際、ここで生まれるアカマタ、クロマタという神はポリネシアの神々に非常に近く、
また東北のなまはげの原型とも言われ、南方~日本と繋ぐ文化のルーツとして
オカルトとしてじゃなく学術的にも興味深いのですが、
見せない事で幻想を守り、興味を引くって意味ではモザイクみたいなものかもしれませんね。
585:本当にあった怖い名無し:2006/03/14(火) 22:44:25 ID:zdDJ26iZ0
佇む男
1,2年前の事。
深夜に彼女とケンカして彼女が家を飛び出していった。
最初は「誰が追っかけるかよ」とか思ってたんだが
3分もしないうちに心配になって探しにいく事に。
んで適当に歩いて探し始めたんだがなかなか見つからない。
少し歩き回って近所のコインパーキングの前に差し掛かった辺りで
ふとコインパーキングの方から気配がした。
普段ならコインパーキング利用してる人だろうと気にも
止めないんだがその時はやけに気になって気配がした方を見た。
そしたら料金を支払う機械?の裏手に
傘をさしたびしょ濡れの男(スーツ着てたからたぶん男)が佇んでた。
雨も降ってないのに傘を差してるのはおかしい、
それにびしょ濡れなのもおかしい。やばいもん見つけてしまったと
思ってヒヤヒヤしてたら向こう側から彼女が歩いてきた。
ちょうどコインパーキングの前で俺を見つけたらしく立ち止まったので
ダッシュで腕つかんで家まで帰った。帰った後無理に腕引っ張るから
痛いとかさんざん文句言われたがその時の状況を説明したら許してくれた。
ごく稀にこんな体験するんだが初投稿につき見難い文章ですまん。
759:本当にあった怖い名無し:2006/03/17(金) 02:26:32 ID:LTrLz8Id0
自殺の朗読
実際にあったお話です。
怖い話が好きで、自宅の近所であった自殺の話を
少し脚色して、ネットで公開したそうです。
その夜、投稿に対するレスを確認していると突然、電話が鳴りました。
自分が投稿した文章を電話の向うで朗読しているそうです。
か細い、女の人の声で。
これは自分の文章だとスグにわかり、きっと個人情報を
得た人間の悪質なイタズラに違いないと思いました。
ところが、脚色部分から、次第に朗読する女の声質が変わり
かすれた声になり、男の声に変わっていきました。
しかも、脚色した内容とはかけ離れた、実際にあった自殺の内容になっていったのです。
投稿した内容は、自殺者が女性、首吊り、文語体。
変わって行った内容は、自殺者が男性、首吊り、口語体。
実際にあった自殺は、男性、首吊り。
怖くなって電話を切り、無意識に手を合わせて「南無阿弥陀仏」を繰り返したそうです。
自分の家には仏壇も無く、そんな習慣も無いのに。
今でも、女性から男性へと変容してゆく時の声が耳について離れないそうです。
220 (1/3) 2008/01/26(土) 13:50:13 ID:XA2xGPRAO
オタクの隣人
霊じゃないが、昨年の間に起こったこと。
隣人がオタクだった。
私とは違う大学に行ってるみたいだが、同じ学生アパートに住んでる。
バクモンの田中が眼鏡かけたような人。
時々同じ時間に家を出ることがあるんだけど、鉢合わせすると物凄い勢いで部屋に逃げる。
そのくせその辺ですれ違う時は物凄い笑顔で会釈してくる。
夏頃、そいつが郵便受けから部屋を覗いてた。手を突っ込んで、目をぎょろぎょろ動かして見回してた。
急なことでびっくりして、虫コロリを思いっきしスプレーした。
よくよく考えたら、眼鏡かけてんだから効かないよな。
222 (2/3) 2008/01/26(土) 13:53:25 ID:XA2xGPRAO
その翌朝、郵便受けから糸が垂れてた。タコイトみたいの。
何か繋がってんのかな?って思って引っ張ったら、その瞬間糸が強い力で外側に引っ張られた。
痛かった。糸の先にガラス片が結んであって、手の平をスパッと切ってしまった。
しばらく血が止まらなかった。
「にゃーーーはぁぁぁぁぁああああwww」みたいなかん高い声が聞こえた。
それまでも、
*ノックしまくる、開けると逃げる
*精子らしきものがついたティッシュを郵便受けに入れる
*私の顔写真を虹エロ画の顔に貼っつけた紙を郵便受けry
*出待ち、近付くと逃げる
*股間を見せてくる
とかあったんだが。
まあ年末にそいつが死んだんだ。
事故自殺じゃなかったみたいで、病気かなんかだと思う。
「○○○○○ちゃんだいすきだいすきだいすきだいすry」って書きなぐったノートがあったとかで、
そいつの母親がそれをわざわざ届けてくれた。いらないのに。
223 (3/3) 2008/01/26(土) 14:03:55 ID:XA2xGPRAO
この板的には残念だけど、大した霊は出てこない。
時々*で書いたような事がちらほらあるだけ。
でも自分にとっては洒落怖だったから。
ストーカーにあう女性の気持ちがよくわかって、怖かったけど勉強になった。
つかまさか自分が男からストーカーされるとは思わなかった。
しかしそのオタクは最後まで私が男だという事に気付かなかったらしい。
知ってて好いてくれてたんなら、それはそれで気持ち悪いが。
ちなみに、ノートのこと。
カピカピしてて汚かったから捨てたんだが、表紙がまさにDeath Noteだった。
中身は私の顔写真から胴体書き足したような絵とかが散乱。
股間が(i)だったから、ああこいつ勘違いしてたのかって思った。可哀想に。
自分田舎からF県に上京してきてたんだけども、やっぱ都会は怖いなぁと思う。
卒業したら田舎に帰る。
チラウラスマソ
879:本当にあった怖い名無し:2008/02/06(水) 00:43:47 ID:Tu/dfUAf0
偶然か因果か・・・
1つ下の弟はいい子なんだけどボンクラすぎたので、ちょくちょくいじめられていた。
でも弟をいじめた子たちがことごとくひどい目に遭っている。
幼稚園→同じクラスのヤンチャ坊主に殴られたり蹴られたりしていたらしいが、
卒園直前で彼がマンションの4階から落ちて死んだ。
小3→やっぱり乱暴されて泣きながら帰ってくることがしょっちゅうだったのだが、
いじめていた子は遠足の日の朝、私を含む大勢の生徒の目の前で、
曲がってきたダンプカーに頭を潰されて死んだ。
みるみる広がる赤&その他の色の水たまりは未だにトラウマ('A`)
小6→情けないことに女の子にいじめられる。しかし彼女は夏休みに海水浴場で沖に流され溺死。
中学校→中1までは平穏に過ごすが、中2のクラス替えで超評判の悪いサヨク教師にあたる。
彼にクズ呼ばわりされながら過ごすが、そいつが通勤中に事故死。
噂によるとまた頭が潰れてたらしい。
高1→地元の名門公立進学校に進むが、家が比較的貧乏だったのをネタに、
同じクラスにいた社長の息子にいじめられハブられる。
ある日不審火で彼の立派な家が全焼。彼の父は逃げ遅れた自分の両親を
助けようとして一緒に焼死。母親が直後にショックで自殺。
今通ってる大学は非常に楽しいらしいので、とりあえずは安心してますが…
偶然にしちゃ悲惨すぎる
27 :22:2006/04/12(水) 02:43:30 ID:QTefgC3s0
オービスに写る姿
そんでは遠慮なく書きます。
まぁ俺はトラブルが発生した為、大船にある某電機メーカー工場へ向かって
打ち合わせなりなんらり済ませて自宅へ直帰(青葉区まで。この時点でPM10:00頃だった記憶が)
する予定だった。普通なら横横乗って東名で青葉インターってパターンなんだが、その日に限って
なんか寄り道したい気分になった。それでも次の日に差し支えると思って帰ろうと横横に乗った。
あれは確か日野のインターだったと思うが(某メーカーには殆ど行かない為記憶が曖昧)乗って暫くしたら
営業車(SUNNY)が遅くなった。登りだから遅くなったんだなぁと思っていたのだが
どう考えてもパワーが出ていない感じになった。それでも普通に走るから無視していた。
そんで料金所に着き、保土ヶ谷バイパスへ向かえばいいのだが
俺は何をとち狂ったか首都高・湾岸線方面に向かってしまった。
(この時点で自分がムショウに怖くなった。死ぬかもしれない!って動物的勘で思った。)
しかも意識はあるのに気分が高揚してしまい(ROCK MUSICを聞く感じなのかな~)
SPEEDも出したくなり120㌔くらいで走っていたと思う。
(会社勤めの人ならわかると思うが速度超過違反を犯すと後々面倒な為、普段は絶対に速度には気をつける)
そのまま横羽線に突入し川崎辺りで目の前が真っ赤になった。
一瞬なんの事かと思い我に返る。
そこで自分が今無謀な運転している事や川崎にいる事を知り、汗だくになりながら
家に帰ろうと思った。(この時点でオービスの事はまったく考えていなかった)
怖くなって嫁に電話をしたのだが、嫁は酔っているの?とかまったく意に介していない様子。
俺自身が何故意味も無く川崎にいるか?が一番自分で知りたい事なのだが・・・
続く
28 :22:2006/04/12(水) 02:44:40 ID:QTefgC3s0
それから1週間位何故なんだ?と考えながら精神科に行く事に決めた。
特段体調の変化なども無い為、診断はもちろん異常無し。
(精神科に行ったのが保険使用明細でバレる事を承知で行った)
それから3週間経過し、会社宛てに警察から手紙。
内容は横浜500○○が違反したから運転してた奴来いとの事。
もちろん俺が違反犯したのだから行くわけだが・・・
東神奈川の交通機動隊かなんかの建物に行き、
違反の手続きをしてもらうのだが相手の警察官が写真を出して不思議そうにしている
「当日運転してたの○○さんだよね?ちょっとこれ別人じゃないの?」と言われ俺も写真確認。
うん。ビックリしたね。俺の顔がまるで般若みたいになってました。
しかも口元笑ってるし、目元なんてヤバかった。
普段の俺の顔では無かった。でも自分には間違いない為、警察官に説明。
たまたま同じ柄のネクタイもしていた為、渋々違反について説明される。
自分もあの時の原因が霊的現象と関係あるの?みたいな気持ちになり、色々と警察官に質問。
聞き出した内容としては
①オービスに変なのが写る事はある。一応カメラ反応したら確認しなきゃいけないらしく
そういった写真は誤作動という名の霊現象かも・・と含みを持たせて話してくれた。
②事故現場などは悲惨な状況な時もあり、気持ち悪いらしい。死体処理みたいなのはあんまり
しないが、後処理は結構手伝う模様。どんなにグチョグチョでも医師の死亡確認があるまでは
生きてるかもしれないという事を前提に業務を行っている為、救急隊員がシンドイかもと言ってた。
とまぁ免停になり罰金も10万くらい払ったのだが、未だに般若の顔については原因は分からない。
こうやって休日前日にオカルトみたいな所で似たような人が居ないか探している。
川崎辺りでそういう事が多いならなんとなくは納得できるのだが、
自分自身に何か問題があれば対処方法を知りたい。
こんななったお陰で毎日般若心経を唱える日々。無駄?に仏教とかにも詳しくなった。
オチというか怖くはない話だと思うがこういう経験した人いたらレスして下さい。
長文スマソ
496:おさかなくわえた名無しさん:2007/08/27(月) 23:22:33 ID:Vd4xIWMq
やっぱりヤクザは怖いw
俺の武勇伝ではなくて助けてもらった話
ネタみたいな話だが一応実話w
俺は横浜の大学に通ってたんだ。
趣味のバイクのローンを返済する為、ビデオ屋でバイトをしてた。
バイトは時給の良い深夜に入ることが多かったんだが、
結構暇な店で楽な仕事だった。
ただ、店の場所が結構ヤバメの場所ということもあり、
バイトの日は毎日のようにヤクザの事務所に配達をさせられていた…
そのヤクザは店長の知り合いで、断れなく行くのはいつも俺の役目だった。
でも、俺が選んで持っていくビデオはそのヤクザのツボにはまるらしく、
「○○(←俺の名前)が持って来るビデオはいつもおもしれいなぁ」とか
「○○がいつも持って来いよ」とか言ってくれて、
チップを貰ったりして結構可愛がってもらっていた。
そんな日が一年くらい続いたある日…
497:おさかなくわえた名無しさん:2007/08/27(月) 23:23:18 ID:Vd4xIWMq
いつものように店に電話があって、
「おう!○○か??今日も3本ばかりおもしれいやつ持って来いや!!」と…
バイトに入った日はほとんど毎日のことなので、
いつものように新作から面白いのを選んで、
店の前に止まっているローン残額たっぷりwのバイクで配達に行くことにした。
5分くらい走って、あと少しで組の事務所という時、
急に左側のコンビニに止まっていた車がウインカーも付けずにいきなりUターンしてきた。
急ブレーキを掛けたが、間に合わずにその車のどてっぱらにぶつかってしまった。
バイクは倒れてカウルは割れ、タンクには大きな凹みが出来てしまった…
ヘルメットにも傷が付き、「あぁ、やっちまった…orz」と泣きたくなっていると…
「ふざけんなよ!!オマエなにやってんだよ!!!!!!!」
「コラ!どこ見て運転してんだよ??????ああ?!!!」という罵声が…
俺はてっきり謝ってくるのかと思ってたから、
「?????」と思って見ると…
当時でいうチーマーみたいな2組のカップルが車から出てきて、
散々怒鳴り散らした後、
「あーあ…オマエやっちゃったね この車いくらするか知ってる?」
「これはドア交換だわ 50万はかかるかなぁ」とか言ってきた。
498:おさかなくわえた名無しさん:2007/08/27(月) 23:23:55 ID:Vd4xIWMq
俺は「だってソッチが急に…」と言いかけたけど、
男2人は腕にタトゥーが入ってって、結構やばそうな感じだったので、
最後まで言えずに黙ってしまった。
金髪の女2人は俺を見てニヤニヤ笑って電話をしていた。
でもさすがに悪いのは相手だと思ったんで、
「そんな運転席まで真っ黒なスモーク張ってたら、見えるものも見えないんじゃ…」と
言い終わる前に、胸ぐらを?まれて
「ああ???悪いのはお前だろ??」
「コイツむかつくな、さらってやっちまおうぜ!!」とか言われて、
俺は「もうオワタ…」と思ってた。
すぐに帰れそうになかったので、店に電話して店長に
事故にあってすぐ帰れないことを伝えた。
その後、俺は相手の言われるがままになっていた。
そしたらしばらくして、向こうから男が2人歩いてきて、
「おう オマエら何やってんだ?」と…
俺はてっきり女が電話で仲間を呼んだんだと思って、恐る恐る見てみると…
499:おさかなくわえた名無しさん:2007/08/27(月) 23:24:54 ID:Vd4xIWMq
その2人は
俺がこれから配達に行く事務所の2人だったw
その2人を見たチーマーは明らかに動揺している様子だった。
その理由は…
2人ともスキンヘッド&ランニング&短パンに雪駄w
その露出の多い格好を際立たせているのは…
首の根元から足のくるぶしまでびっしりと入った刺青ww
チーマーのタトゥーがシールに見えるくらいそれはもう見事なもんだった。
ヤクザの2人は
「あんまり遅いからよ 店に文句の電話をしたら、
店長が「○○が事故にあった」っていうから、様子を見に来てやったんだ」と。
車の2人はこのヤクザが俺の知っている人だと分かり、狼狽している様子だった。
「おう なにがあったか言ってみろ」と言われたので、
俺は事故の様子や修理代を50万要求されていることなどをありのままに話した。
そしたら、「ハァ?50万??」とヤクザ。
「いや、あの…それは…」とチーマー。
俺はヤクザの
「それは高すぎだろ?」とか「悪いのはお前らの車の方だから自分で直せ」
とかいう言葉を期待してた…
そしたら、「○○チャン、それは払わんといかんなぁ」と予想外の冷たいお言葉。
しかしこの後、やっぱりヤクザは怖いということを俺は心底思い知った。
500:おさかなくわえた名無しさん:2007/08/27(月) 23:25:32 ID:Vd4xIWMq
ヤクザA「このドア換えるから50万かかるんだよな?」
チーマー「…あ…はぃ…でも板金で…(と言いかける)」
ヤクザA「だったらこのドアはどうなってもいいよな?」
チーマー「・・・」
ヤクザA「おい(とヤクザBに目で合図)」
ヤクザB「へい!!」
ヤクザBはその凹んだドアを猛烈な勢いで蹴り始めたww
雪駄でそんなに蹴ったら足大丈夫か?いう位に蹴り続けた。
ドアはボコボコに凹み、元々の凹みは既に分からなくなり、
ドアの塗装はボロボロと剥がれている。
その間チーマーは泣きそうになりながら「すみません すみません」と言っていた。
俺は自分にされたことも忘れ、すこし可哀相に思ってしまった。
そんな俺の思いをよそに、更にヤクザの恐ろしさは加速する。
501:おさかなくわえた名無しさん:2007/08/27(月) 23:26:03 ID:Vd4xIWMq
ヤクザA「あとで50万渡すから ちゃんとドア直せよ」
チーマー「・・・」
ヤクザA「ところで、車の修理代はこっちが持つけど、バイクの修理代はオマエが持つんだよな?」
チーマー「…えっ??」
ヤクザA「あん?だってオマエそうだろ?お互いに壊したものを弁償すれば解決じゃねーか」
ヤクザA「○○よ このバイクいくらだった?」
俺「中古で30万位でした…」
ヤクザA「うーん…あっちも凹んだドアを新品にすることだし、
同じようにバイクも新品にしてもらったらどうだ?」
俺「えっ?」
ヤクザA「バイクはな、見えないところが壊れてたりすると、あぶねーぞ」
「遠慮しないで新品にしてもらえ」
「新車でいくらだこのバイク?」
俺「多分60万位だと思います…」
ヤクザA「そっか、じゃあ、消費税乗せて70万くらいだな?」
俺「・・・」
ヤクザA「ヘルメットは?」
俺「多分3万くらいだと思います…」
ヤクザA「そっか、じゃあ、消費税乗せて5万くらいだな?」
俺「・・・」
ヤクザA「全部で75万と…」
ヤクザA「仲介手数料が…25万で…」
俺・チーマー「え??」
ヤクザA「お、ちょうどきりがいいな ぴったり100万だ」
ヤクザA「さっきの50万とプラスマイナスして…オマエの払いは50万だな?」
502:おさかなくわえた名無しさん:2007/08/27(月) 23:27:13 ID:Vd4xIWMq
俺はただただ呆然としてそのやり取りを見ていた。
ヤクザが「○○よ オマエ怪我はしてないんだろ?だったら早く店に帰ってやんな」
「店長心配してるぞ」と「後は任せておけ」と言われて先に帰ることにした。
礼を言うべきなのかどうか迷ったが、一応「ありがとうございました」
と言って、その日のビデオを渡して、その場を離れることにした。
倒れていたバイクを起こしメットをかぶる前に、
ヤクザBの「おら、オマエら全員免許証だせ コラ」と言っているのが聞こえた。
後日、店長が「△△さん(ヤクザA)から預かってきた」と言って封筒を渡された。
中には5万入っていた。
なぜ5万なのか分からなかったが、
よく考えてみると
「30万(俺が初めに言ったバイクの金額)-25万(仲介手数料)=5万」
ということなんだろうと思い、
「やっぱりヤクザは怖いw」と思った。
907 1/2 2008/07/18(金) 23:15:04 ID:F4NABkTL0
出たらヤバイ
幽霊とは違うけど、私もそういう経験がある。もう10年ぐらい前。
仕事が終わって帰路に着いた。22時前後のこと。
途中で高速の高架下を通るんだけど、そこ、ちょっと変な作りで、
低い天井と緩いカーブの見通しの悪いトンネルになってるの。
眠かったからスピードは出していなかったと思う。
でも、『それ』、カーブを抜けたすぐ、しかも地面に転がっていたから、
ブレーキが間に合わなくて轢いちゃったのね。
人間をすっぽり包んだ形状の毛布。厳重に巻かれたロープ。
勘だけど、左が頭、右が足みたいだった。
左のタイヤがモロに乗った感触があった。「頭潰した」って瞬間に思ったんだよね。
ゆっくり乗り上げたから、形まではっきりと感じちゃって…。
すぐに停まったんだけど、びびって車降りられなかった。
(あれ、人間?本当に人間?)って何回も自問した。
ちょっとだけ前に進んで、バックミラー越しに確認したら、そのままの形で転がってる。
5分ぐらい、そのままだったと思う。
救命措置をしなきゃって覚悟を決めて車から出ようとしたとき、全身が総毛だった。
出たらヤバイって本能的に警戒した。
…で、逃げました。
908 2/2 sage 2008/07/18(金) 23:16:28 ID:F4NABkTL0
っていうのは嘘で、交番に直行した。
半泣きになりながら駐在さんに説明したら、パトカーに乗って同行してくださいとのこと。
現場に着くまで、どういう心理だか駐在さんに謝りまくってた。
ところが、現場には何もないの。血の跡もない。
サイレンを鳴らしてきたのですぐに野次馬でいっぱいになったんだけど、
怪しげな騒ぎもまったくなかったっていう話。
何がなんだかわからなくて混乱してたら、駐在さんが、またパトカーに乗せて交番まで戻ってくれた。
私は知らなかったけど、市内ではときどき同じようなことが起こってたんだって。
人通りのない田舎道に人間っぽいものを置いておいて、
轢いた車の所有者が慌てて車から飛び出したところを強盗するって犯罪。
被害額が少なかったので、新聞の地方版にしか載ってなかったのね。
でも、なんだか不思議。私はなぜ車から降りなかった(正確に言えば降りられなかった)んだろう…。
そんな犯罪のために轢かれ続けた人形が、なんかの信号を発してくれたのかな。
68 :本当にあった怖い名無し:2009/02/23(月) 11:55:10 ID:M98EnpiJO
恐怖の現実
私の経験したとても、恐ろしい実話です。
私は子供の頃、幽霊をたまにみたりする子供でした。
しかし、高校、大学と成長するにつれ、何も感じなくなりました。
そんな私は大学時代、宅配便の早朝集荷のバイトをしてました。
朝五時頃に営業所をでて、十数件のコンビニを回って、荷物を預かる仕事です。
そんなにあわてて回らなくても、時間的に余裕があるので比較的のんびりやってました。
その日もいつものように、まだ真っ暗な中、一件目のコンビニで、目覚ましに飲み物を買い、
二件目の少し急な坂道を登りきり、神社と公園が並んだ道へ右折して、その先のコンビニへ向かいました。
ただ、その日は坂道のあたりで、オナラがしたくなりました。
車の中はひとり、誰も気にする必要もなくオナラを・・・そのときっ!?
違う感触を感じ、慌てて止めようと試みましたが時すでに遅し。
仕事の真っ最中、私はクソを漏らしたのです。
そこからが本当の恐怖の始まりでした。
坂を登り、神社横の公園のトイレへ!!
紙がっ?ない?
テンパる自分、そして、押し寄せる第二波、第三波。車にティッシュペーパーがっ!ない!?
急激に下がる体温。ケツにいまだかつてない違和感を感じ、
気持ちケツを浮かしつつ、二件目のコンビニへ車を走らせた。
コンビニへ着いて、何もなかったかのように荷物を預かる。
いつも、たいしてない荷物がなぜかその日は多く、さらに焦るっ!
荷物を車に載せ、落ち着いたふりをして、箱ティッシュとカモフラージュにパンを手にレジへ!?
金はあった、充分過ぎるほど、時間はまだ、五時十数分・・・その時間に見たことのない長蛇の列。
その最後尾にいる自分、暇すぎるコンビニのため、店員はひとりっ!!
うっすらと漂う異臭、誰も私を直視しないが、確実に目線が自分の足元辺りを見ていた。
恐怖?なんともいえない情けなさ?レジへの怒り!
萎縮する息子。
やっとのことで、レジを済まし。公園の汚いトイレへ、そこで私は解放された。恐怖から。
怖い話補完まとめ
※ホラーテラー繋がりにくい時があります
【閲覧注意】怖い伝説、伝承や民話『姦姦蛇螺』『邪視』『巣くうもの』『リアル』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3726439.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『邪霊の巣窟』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3749748.html
ポストに変な手紙が入ってた
http://hamusoku.com/archives/09192.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『ひょうせ・渦人形』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3764885.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『ドルフィンリング』http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3776597.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『続・ドルフィンリング』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3784803.html
死ぬ程洒落にならない怖い話『放送室』『夏休みのバイト』『淫夢』『目撃』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3739979.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『首刈り地蔵』http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3797611.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『呪いの人形』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3805518.html
【閲覧注意】2chで起こった怖い話『リョウメンスクナと地震』『埼玉謎の暗号』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3760670.html【閲覧注意】暑いから怖い話集めるよ『廃病院の地下』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3788714.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『丑の刻参りの呪い』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3811630.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『カルト宗教の性奴隷』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3828004.html
【閲覧注意】死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?『古井戸の女の子』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3844349.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『時給3000円のバイト』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3854824.html
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『コノキ二ノボリシモノノロイアリ』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3880284.html
【閲覧注意】恐い都市伝説が聞きたい
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3772627.html
【閲覧注意】実話恐怖体験談『あるカメアシ』『糖尿病』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3816483.html
リゾートバイト (長編)
http://horror-terror.com/c-real/entry_4399.html
予備
http://2ch-kowai.seesaa.net/article/145020803.html
パンドラ[禁后] 後日談あり (長編)
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/5516/
世界のタブー・語られない謎
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3801100.html
行ってはいけない場所って日本にあるの?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3798031.html
八尺様、猿夢
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3566200.html
1年間、山で監禁されてて先月社会復帰したけど質問ある?リアルカイジ
http://hamusoku.com/archives/3676631.html
【閲覧注意】震え上がる程怖い話『隣室ウオッチング』『人形孤譚』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3866525.html
【閲覧注意】鳥肌が立つほど怖い話『い゛れでぇぇ・・・』『巨頭オ』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3859266.html
きさらぎ駅
http://llike.net/2ch/fear/kisaragi.htm
ヒサルキ
http://slot-r.com/2ch2ch/index.cgi?mode
自己責任
http://2ch-kowai.seesaa.net/article/145011626.html
ヤマノケ
http://syarecowa.moo.jp/157-1/11.html
通学バスの老夫婦について
http://desktop2ch.net/news4viptasu/1281084137/
きさらぎ駅
http://llike.net/2ch/fear/kisaragi.htm
固芥さん(こっけさん)
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/2196/
リンフォン
http://syarecowa.moo.jp/129/10.html
地下の丸穴
http://horror-terror.com/c-real/entry_6149.html
最後の写真
http://syarecowa.moo.jp/3/412.htm
奄美の【怪談】実話+『裏S区』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3882684.html
テンソウメツ・ヤマノケ
http://cowa.qiqirn.com/doc/1/013.html
コトリバコ
http://blog.livedoor.jp/hako888/archives/50517605.html
地下の井戸
http://occult4cica.blog50.fc2.com/blog-entry-144.html
大阪 梅田 泉の広場の赤い女
http://ag-skin.com/daily/skinblog.cgi?mode=2&sn=321
巨頭オ
http://occult4cica.blog50.fc2.com/blog-entry-145.html
危険な好奇心
http://syarecowa.moo.jp/126/52.html
異界への扉
http://syarecowa.moo.jp/87/46.html
SAGA2の話
http://urbanlegendjp.blog109.fc2.com/blog-entry-117.html
本危 蓋 (面白いが読み始めたら、あっという間に時間が過ぎるので危険)
http://orz.matrix.jp/
不思議な体験、怪現象とかのコピペ貼ってくれ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3700019.html
鹿島さん
http://tyakusou.nobody.jp/e/kowa_hana/1/index02.html
2chであった怖い話『昔田舎で起こったこと』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3679983.html
【心霊音楽】歌に何者(心霊)かの声が入ってるみたいな曲教えて
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3654352.html
【閲覧注意】未解決事件
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3649064.html
【閲覧注意】忘れられない怖い事件
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3821727.html
本気でやばい心霊写真
http://majiyaba.web.fc2.com/index.html.ja
【ガチ閲覧注意】深夜だし、怖い画像でも貼ろうぜ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3767015.html
信じようと、信じまいと 伝承、フォークロア
http://ende.s53.xrea.com/netlore/
厳選!意味がわかると怖いコピペ・SS
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3517929.html
【閲覧注意】絶対にしてはいけないこと
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3811156.html
戦後史上もっとも凄惨な殺人事件
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表に出ない、あなたの知ってる「ヤバイ」話
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【閲覧注意】未解決事件スレ【GW】
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【閲覧注意】ガチでヤバい心霊スポットまとめ
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【閲覧注意】意味がわかると怖いコピペ【GW】
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【閲覧注意】死に方が悲惨な有名人
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【閲覧注意】衝撃的だった事件
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【怖い動画】怖い話好きな人ちょっと来てくれ
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【閲覧注意】狂気に満ちた画像貼ってけ
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【閲覧注意】もう一度見たい、あの衝撃動画
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【閲覧注意】衝撃的な事故動画
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世界の未だ解明されない不思議な現象、人物、出来事を教えて
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【謎】未だ解明されない世界の超常的な場所・物・出来事・人物
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【伝説】世界史に残る不気味な話
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【閲覧注意】まじで眠れなくなったほどの怖い話
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都市伝説完全版
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ネットゲームの人間関係に纏わる怖い話
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日本で言う名刀や妖刀みたいな武器も西洋にはあるの?
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【閲覧注意】後味の悪い事件
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【閲覧注意】トラウマになったアニメ、漫画、写真
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