【世界史】早熟の天才・大器晩成の秀才【古今東西】
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1 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 15:13:12.93 0
若くして偉大な業績を残した天才
逆に歳を取って実力が才能がした、もしくは実力が認められたした人間
こんな人物たちのエピソードを集めたり、語り合ったりしよう
2 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/13(水) 15:42:54.82 0
理系の世界では35歳までにいい仕事(論文なりアイデアなり)できなかったら
まずそのまま一生を終えるね
3 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 17:04:46.86 0
隠居してから勉学を始めた伊能忠敬に謝れ。
それはともかくとして夭折の天才としてはガロアを
挙げねばなるまい。10代のうちにすごい理論を立てたが、
すごすぎて誰にも論文が認められないまま、
下らない決闘で二十歳で死んだ天才数学者。
http://ja.wikipedia.org/wiki/エヴァリスト・ガロア
5 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 17:33:53.76 0
19世紀の科学者は早熟の天才が多いイメージがある
21 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/14(木) 11:01:26.27 0
理系で偉大な業績&晩年の業績の2要件を満たしてるもの
オットー・ハーン 核分裂の発見 60歳
ケインズ 一般理論 53歳
ウィーナー サイバネティクス 54歳
ローレンツ 最初のカオス理論 46歳
この位しか知らないな・・
6 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/13(水) 20:25:42.29 0
古代ユダヤの賢者アキバ・ベン・ヨセフ。
彼は40代になるまで無学だったが
結婚して娘ができてから学校にかようになり、
そして最も尊敬されるユダヤの教師となった。
7 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/13(水) 21:36:00.69 O
シュレーディンガーは四十過ぎまで特に業績なく、
波動力学建設でいきなり世界の物理学の指導者に。
その後、生物学に転じてそこでも業績上げたな。
何事にも例外がある。
シーザーは37までニートと変わらん。
ヒトラーも37まで戦争で勲章もらった以外は、何もやっていない。
二人とも晩成もいいところにして破天荒な天才。
この二人を超える早熟な天才なんかいないに等しい。
9 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 21:55:50.19 O
晩成で有名なのはモーツァルト。
子供なのに楽器を弾いた、曲を書いたとかどうでもいい話はともかく、
音楽史的に意味のある仕事は死の間際に集中している。
努力と積み重ねの人。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
181 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 03:07:38.56 P
天与の才能なのか、後天的なものなのか
見分けるのは難しいね。
モーツアルトみたいに、小学生くらいの年齢で門外不出の演奏をあっさり
耳コピして再現したとか、はっきり才能がわかるエピソードでもあれば別だけど。
そのモーツアルトですらも天才的音楽教師が父親で、その子供が音楽の天才だった
からこそ開花した才能なんだろうけどね。
23 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/14(木) 15:08:09.53 O
演奏家は若くしてある程度できてないと駄目で、
円熟するにも元から凄くないとどうにもならないが、
指揮者や作曲家は人の言うことなど気にしないで済む、
老人になって本領発揮するのが多い。
10 名前:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte [sage] 投稿日:2011/04/13(水) 22:48:49.73 0
トーマス・チャタートン(1752-1770)
詩と散文の才能は後に高く評価されるが、本人はプライドの高さとハッタリで
身をもちくずし、わずか17歳で自殺してその生涯を終える。
現在では、中世イギリス詩の贋作者として紹介される事が多い。
その死をヘンリー・ウォリス(1830-1916)が描いたことでも知られる。
14 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 23:14:25.65 0
カール12世
4歳で乗馬を覚え、11歳で銃に習熟し熊を1撃で撃ち殺し、
14歳でスェーデン王位につき、15歳で親政を開始
17歳で大北方戦争を始め、次々勝利を重ね軍事の天才と呼ばれる
16 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 23:26:51.47 0
パスカル(1623~1662)。10歳になる前から数学的証明を自力で行い、
16歳で円錐曲線に関する定理を発見、19歳で歯車式計算機を考案した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブレーズ・パスカル
285 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 21:11:36.47 O
パスカル。
16で射影幾何学を作り出し、計算機を発明し、
後には円錐曲線論やフェルマーと確率論を創始するなど、
掛け値なしの天才の中の天才だが、十歳でユークリッドの定理を、
順番に証明したとかは、でたらめ。ふかし。
一つ二つならともかく、二千年も離れた人間が同じ順番で、
同じ定理を証明するはずがない。
親の本を盗み見て演じて見せただけ。
これには証拠がある。
真空の実験などで科学の方の実証主義者の先駆者としても評価高いが、
実際はやってない。
できない実験もあるし、自分である時ある場所でこうやったとも、
言ってないし、フィクションであることがわかるようになってる。
それでも価値は減じない貴重な科学実験=思考実験。
人をだまくらかすお茶目な人だった。
十歳でとか実証実験したとかはどうでもよく、パスカルの定理、
パスカルの三角形、パスカルの原理などが不滅。
425 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/12/29(土) 05:01:08.81 0
イスラムで早熟の天才といえばイスマイール1世
http://ja.wikipedia.org/wiki/イスマーイール1世
18 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/14(木) 00:24:00.21 0
イスマーイール
父はサファヴィー教団の教主であったが、白羊朝に追われ父を含む一族を次々失う
しかし「美しすぎて邪悪」とまで呼ばれる美貌と、
諸部族を熱狂させる天才詩人のカリスマを持つイスマーイールは
7歳で父の後を継ぎサファヴィー教団の教主となり、12歳で挙兵すると
教団に従う遊牧民を纏め上げ7000の軍団を作り上げる
そして白羊朝の部隊を次々打ち破り、決戦において
7000の軍団で30000の軍を破り首都を落とす
この時14歳
更に周辺各地を占領し領土を広げ、ティムール朝を滅ぼして
ウズベク・ハン国シャイバーニー朝を築いた英雄である
ムハンマド・シャイバーニー・ハーンをも打ち破るのは23歳
現代の地図でイラン、イラク、クウェート、
アゼルバイジャン、アルメニア、トルクメニスタンの南部、
アフガニスタンの西半分、パキスタンの一部シリアの一部、
トルコの一部という範囲のサファビー朝を築く
しかしその後オスマントルコをも征服しようとするが、
27歳のときオスマントルコとの決戦で敗れる
この時オスマントルコは数で5倍の上に大砲や鉄砲で武装しており、
長篠の戦いとも比較できる戦闘であった
これ以後イスマーイール1世は政治と軍事から手を引くが、
オスマントルコとサファヴィー朝の戦いは124年にわたって続く事になる
20 名前:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte [sage] 投稿日:2011/04/14(木) 07:05:46.62 0
李賀
唐代の奇才。僅か14歳で文名をものにし、韓愈に激賞されたもののなかなか
思うようには出世できず、享年27で帰泉した。
既に踏み鳴らされた道をことごとく踏み外して通ったと評され、宋代にはその
才が白居易や李白とも比肩する独創性を持つと評されたこともある。
29 名前:(^_^;)イヤハヤ[(・o・)] 投稿日:2011/04/14(木) 20:49:07.95 O
オットー・ヴァイニンガー(1879-1902)
ユダヤ系オーストリア人として生まれるも徹底的にその血を嫌悪し、
全生涯を唯一の著作「性と性格」の執筆に費やした。
この中で彼は、女性的なるものは虚勢と自己愛にしか過ぎず、
国家民族を担うものは男性原理しかないと説く。
後のファシズム、ナチズムに多大なる影響を与えたが、
戦後のフェミニズムの台頭により著作の入手は困難である。
昭和初期のアルス刊の邦訳(上下巻)も出ている。
執筆後、彼はベートーヴェンの暮らした家で壮絶なる自殺をして果てた。
奇しくも、瀧廉太郎と殆ど同時代を生きている。
35 名前:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte [sage] 投稿日:2011/04/14(木) 22:50:08.46 0
ガウスも早熟でしたね。1から100までの数字を全て足す様にという問題
を出した教師が腰を落ち着けようとしていたところ、年少のガウスがすぐに
解いてしまったという逸話が有名。
3歳で父親の計算の間違いを指摘するなど、逸話が豊富です。
遅咲きといえば、元々甲冑師であったのが、50歳を過ぎてから刀工に転身し
て今でも有名な虎徹がいますね。
村瀬秋水は、60歳を過ぎてから明人東海張の書巻を入手して毎日臨模して
おり、自ら「六十の手習」と称していました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カール・フリードリヒ・ガウス
36 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/14(木) 23:32:04.12 O
早熟の天才はガロアが必ず上げられるが、無知なだけだよな。
ガウスのが早いよな。
ガロアが十九から二十なら。ガウスは十七で十七角形の作図法を見つけ、
数論、解析、幾何統合した数学の未来を見通した。数学の頂点に立った。
ガロアのが十九の時点で革新性が凄いと言うだけで。
ガウスの見た山の頂きを登りつめたというだけで。
ガロアがはるかに高い山に立ったと言うだけで。早熟でも何でもない。
166 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/02(月) 17:48:24.09 O
ポアンカレは学生時代ノートを取らないことで有名だった。
ノート無しで誰よりも理解していた。
しかし、あまりにも直観的過ぎて厳密な証明は得意じゃなかった。
学生時代から数学の天才であることは知れ渡っていた。
しかし、何故か技師になった。
最初の大業績は三十過ぎで、三体問題に関するもの。
功績讃えて賞が与えられようとした。
しかし、証明間違っていて、大恥かくところ、必死で修正して、
そこから今日のカオス理論の元を発見する殊勲上げる。
元の証明どころじゃない大業績。
一事が万事この調子で彼の仕事は証明になっていない証明がたくさんある。
しかし、そんなこと問題にならない偉大な直観、洞察に満ちている。
彼の仕事は時代に先駆けた抽象的なものだから、
厳密性追ってたら駄目だったろう。
ポアンカレのやり方が正しかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アンリ・ポアンカレ
171 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 00:19:03.84 O
ポアンカレと並んで最後の万能数学者と言われるヒルベルトは、
若い頃は愚物と思われていた。
親友のミンコフスキーが十代で名を上げた時に、
父からお前みたいなのがそんなすごい人間と友達なわけがないと、
相手にされなかった。
しかし、28で不変式論に抽象的手法取り入れて成果を出してから、
あらゆる分野で行くところ可ならざるところはない大活躍を収めた。
ヒルベルトの23の問題は有名。
しかし、一般には老大数学者が若い数学者に夢を打ち砕かれた、
ドラマの役者として一番有名。
ヒルベルトプログラムを、ゲーデルによって打ち砕かれた、
引き立て役として知名度が高い。
信長にやられた義元の役どころ。
172 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 01:19:16.82 O
20世紀最大の数学者、グロタンディーク。
反体制活動家が両親でユダヤ人で収容所に入れられて、
戦後レベルの低い大学戸惑いながらも独学し数学の知識貯める。
積分にはまって他勉強せず、単位落としたりして苦労するが、
パリに出てブルバキに参加。
ブルバキに解けない問題解いて頭角現す。
三十から四十まで代数幾何学を塗り替え、
数論やトポロジーにも決定的影響与える仕事する。
しかし目標だったヴェイユ予想は解けない。
行き詰まって数学より政治活動に身をやつしている間に、
弟子が自分の成果使いつつ、自分の想定した路線外の手法で、
ヴェイユ予想を解決。
完全にやる気なくしてドロップアウト。
以後世捨て人生活。実質的にすごいのはたった十年。
しかし、その十年が決定的に現代数学を規定した。
マイケル・アティヤや、弟子のドリーニュの方が、
問題を解く能力、数学的才能時代は明らかに上だが、
ある意味馬鹿だからこそ、遠大な過剰なまでなそのプランと道具で、
豊かな遺産を残せた。
フィールズ賞など影響受けたものは数知れず。
そつのない彼らにはグロタンディーク程の爪痕を津波を残せてない。
173 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 07:56:14.41 O
車椅子の天才ホーキング。
若くして飛び級で20で大学院に入ったが、
それ以外は特別優秀ではなかった。
21で不治の病の筋萎縮性を発症。
しかし、それで研究以外の雑事から解放される。
内面的にも残り短い命を全て研究に捧げられ活躍が始まる。
アインシュタインが特許局に就職したから研究に打ち込めたように。
23で結婚。ペンローズと特異点定理。
32でブラックホールの蒸発理論発表。
一般相対論と量子論を結びつけ物理学の最先端に立つ。
ディラックが特殊相対論と量子論連結して以来の業績。
以後、無境界仮説や時間順序保護仮説と半ばトンデモ含め、
果てはローマ法王まで向こうに回して大活躍。
しかし、最大の謎はあの体で子供ぼこぼこ作り、
看護婦と不倫離婚再婚してのけたこと。
269 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/21(土) 22:15:47.22 O
生物学・進化分野ではメンデルは天才的な業績と言えるだろう。
本質的で整合性の取れた理論モデルを作ったのは天才。
DNAが発見されるずっと以前に。
40歳過ぎての論文だから遅咲きか
http://ja.wikipedia.org/wiki/グレゴール・ヨハン・メンデル
270 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/22(日) 08:49:29.13 O
メンデルは真の天才だったよな。
数学・統計モデルを先行させる研究が時代に早すぎて理解が遅れた。
その発想が凄いんであって、実際はメンデルのモデルどうりにはいかず、
追試不能と言うか間違っててゴッドハンドの使い手とかは些細なこと。
綺麗に数学的にモデル化できる対象が生物学に存在するとの、
デモンストレーションが凄いんであって。それだけで隔絶した天才。
38 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/15(金) 08:18:46.42 0
20世紀の6大理論
量子力学 プランク 44歳
相対性理論 アインシュタイン 26歳
情報科学 シャノン 32歳
DNA螺旋構造 クリック 37歳
カオス理論 ローレンツ 46歳
ゲーム理論 ノイマン 41歳
結構バラつきがある
209 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/05/09(月) 06:42:18.22 0
>>38
19世紀の6大理論
熱力学 フォン・マイヤー 26歳
進化論 ダーウィン 29歳(着想・出版は50歳)
電磁気学 マクスウエル 33歳
遺伝学 メンデル 43歳(学問を始めたのは30歳から)
自然発生説完全論破 パスツール 39歳
周期律 メンデレーエフ 35歳
クラウジウスとファラデーも入れたかったが敢えて省いたw
やっぱ若い方が有利みたいだね。
あとこういう根本的な発見では有りがちだけどユダヤ系が一人もいない
59 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/17(日) 00:48:18.63 0
逆にその当時は全く評価されなかった人も多いね
ニーチェなんかもそう
24歳で、バーゼル大学助教授、翌年には教授というスタートを切ったけど
28歳で『悲劇の誕生』を発表すると学会から叩かれまくって、35歳には辞職
以後年金で生活するニート状態
出す本はみな無視され『ツァラトゥストゥラはかく語りき』
なんて自費出版で40部印刷されただけ
しかもその内7部を少ない友達に配っただけで後は不良在庫
45歳で精神を病んで最後は自分が誰かもわからない状態
評価されだしたのは狂い始めてからという人生
早熟であるばかりか時代にとっても早すぎた天才
http://ja.wikipedia.org/wiki/フリードリヒ・ニーチェ
408 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/10/10(水) 01:55:05.95 0
ニーチェは晩年は壊れた
61 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/17(日) 09:03:51.34 O
フロベール、ジョイス、ボードレール、太宰、
今までのものを踏まえつつ、そこにないものをつけ加える、
今までをあえて拒絶して何かをなす。
フロベール、ジョイス、ボードレール、太宰etc.
教科書で絶賛されるような作品は発表登場悪書とされるものがたくさんある。
そればかりじゃないのも当然だが。
哲学はそれまでの常識かき乱して拒絶されたり、
全く理解されないものの中から大思想に育つものは枚挙にいとまがない。
拒絶される、受け入れられないのも天才でありうる証の一つだからね。
早熟の天才と受け入れられたものははじめからその資格がない。
62 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/17(日) 09:15:37.15 O
詩や、和歌だとかには確かに早熟の天才は相当数いるよな。
但しここでも定家なんか若い時から天才だが長生きしたから、
死ぬころまで天才だから誰も早熟の天才なんて言わない。
小説の場合二十そこそこで傑作書いても、
たけくらべの樋口一葉みたいに死ななければ、
三島だ、大江だ、仮面の告白だ死者の奢りだ書いても、
本人がそれ以上の作品上書きしてしまうからな。
133 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/24(日) 11:13:25.82 O
小説だと、小説家として本格的に活動しだしたのはプルーストや漱石は40代。
ジョイスがユリシーズ発表したのは40頃でその後フィネガンに向かう。
紫式部は20代に源氏物語書き出したが、宇治十貼は晩年。
準備に時間がかかるとは言え中年以降だね。絶頂は。
12 名前:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte [sage] 投稿日:2011/04/13(水) 22:58:55.43 0
プロの画家となることを決めたのは、
ゴッホが27歳、ゴーギャンが25歳、コローが26歳、カンディンスキーが
23歳(ミュンヘンで学び始めたのは30歳から)、斉白石が27歳から。
横山大観も、10代の頃は鉛筆画を習ったくらい。
大観より前の世代だと、5~10歳で画塾へ通っていた人が多い。
8歳の時に父親の側で絵を描いてみせて、美術教師であった父に筆を折らせた
のがピカソ。
81 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 15:56:22.85 O
筆を握った瞬間からただものではなかった、
ダヴィンチやピカソみたいのもいれば、
アンリ・ルソーみたいのもいるし、
セザンヌみたいな年齢とか関係ない進むところ歩いたところに、
道ができた画家もいる。
北斎や広重は若いころは全然たいしたことないとかいろいろ。
83 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 00:08:32.46 0
北斎の90歳くらいの時の言葉
「やっと画が何なのかわかってきた。あと10年あれば私の画は完成する!」
364 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/12/19(月) 21:53:04.97 0
やなせたかしは、天才というわけでもなければ
人並外れた努力家とも言えないが、結局60近くなって成功した
粘り強く諦めなかったことで運が巡ってきたようなものだな。
100 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 20:48:48.69 0
イエス・キリスト。
30代で死んで復活、神になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/イエス・キリスト
101 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 20:58:21.06 0
孔丘やゴータマ・シッダルタなんかは何歳からとか言い難いな
伝説ならそれこそ生まれた瞬間から天才だが
102 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 23:54:47.91 0
釈迦は29歳で出家して六、七年で悟りを開いたらしいから30代だな。
孔子も三十で立ったと自分で言ってるからそれで良いんじゃね。
146 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 20:19:33.39 O
荒れるけど。
宗教的天才とかは、年齢が上がると中身伴わずに、
やたら祭り上げられたりもするけど、
中には若い頃にはどうにも処理できなかった矛盾や葛藤が、
意味のない境地に至って円熟すること、
本当に中身が伴うことも確かにあるんだよな。
そういうのは天才とかじゃないと言う意見もあるんだろうが。
しかし、全く教理的な深み含まない宗教的才能もないし、
その逆にいくら論理的に切れてもそれ自体は宗教とは関係ないだろうし。
イエスなんかユダヤ教の教理突き詰めて
突き抜けたからあれだけの力持ったわけで。
空海なんかはいつ頃が一番上何だろうとか。天才だったんだろうかとか。
二十代の若者が三教指帰でいきなり比較思想やりだしたころか、
日本人が海を渡っていきなり伝法された頃か、
即身成仏を体系化したころか、
十住心論作ったころか。
310 名前:あえてマジレスしてみる[sage] 投稿日:2011/06/15(水) 15:18:30.01 O
キリストの最大の強みって、使えなさにある。
彼が有能だったら、あるいは彼のやることが現実的な役に立つものなら、
歴史の中でマイナーなユダヤ教の、
そのまた誰も覚えていない、ちっぽけな改革者として抹消された。
あれだけ偉そうだったのに、まるっきり駄目で、
どうしょうもなかったからこそ、使えなすぎたからこそ、
そんなわけがないと信者の執念が世界を征服した。
弱いもの、虐げられたもの、すっとこどっこいな一般大衆の、
心を鷲掴みするのに最適だった。
ニーチェが批判するように良いことか悪いことかわからないけど。
104 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/20(水) 10:46:37.66 0
話変えて80歳過ぎで国家を良い方(ココ重要)に大きく動かした人
鄧小平の改革開放・南巡講話
アデナウアーのドイツ奇跡の復活
追加よろしく
105 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 13:05:35.93 O
インドを独立させたガンジー。
戦争屋と思われていたのに、平和均衡もたらしたビスマルク。
80じゃないが国難の時大統領になり、アルジェリア問題を収め、
見事に柁きったド・ゴール。
108 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 18:07:36.04 O
クレマンソーが挙国一致内閣を組織し断固とした態度を取って戦勝に導き、
ドイツを打ち破り普仏戦争の仇を返したのが78歳。
その後大統領選挙に負けて引退せざるを得なくなったのは笑ってしまうが。
342 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/06/26(日) 08:05:51.35 0
晋の文公
何十年も放浪しまくって62歳にしてようやく君主に
その後わずか五年で春秋の覇者となる
http://ja.wikipedia.org/wiki/文公 (晋)
184 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/05/05(木) 17:35:48.44 0
中国の歴史上の思想家や政治家は30歳くらいまでニートである人物が結構多い
111 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/21(木) 13:06:17.83 0
逆に政治の世界で10代でかなりの仕事してた人っている?
17歳で山陰道鎮撫総督になった西園寺公望くらいしか思いつかないけど
113 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/21(木) 14:17:54.14 0
おくたびあぬす
http://ja.wikipedia.org/wiki/アウグストゥス
115 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/21(木) 17:25:17.31 O
実の子でもなく、また実の子でも継承できるものでもないのに、
カエサルに見込まれたぐらいで戦争も下手なのに、
元老院やらローマの魑魅魍魎を相手に十代の若造が潰されずに、
主導権握っていったのは、すごいな。
だから見込まれたんだろうが。
389 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/08/24(金) 22:46:28.58 0
晩成型
百里奚(BC7C)
秦の名宰相。奴隷から脱して秦に仕官したのが70歳超
宰相に就任したのは90歳超
早熟型
シャープール2世(309~379、在位309~379)
ササン朝のシャージャハーンシャー。
王朝の内訌がひどく、3人の王位候補者がそろって失脚した挙句
出生前に即位した。
しかし若い時から強力な集権体制の形成に成功した。
116 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/21(木) 18:49:16.35 0
政治家兼軍事家は年齢というより、耐用年数の問題だと思う。
ナポレオン、豊臣秀吉は耐用年数が過ぎても、頂点にいたので
いろいろとアレだった。
カエサル、信長は過ぎる前に、殺されちゃったけど。
トップに就いてからの耐用年数は10~20年が目処
117 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/21(木) 19:06:45.18 0
家康、ジンギスカンetc...
118 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/21(木) 20:33:36.06 O
サバイバルがすごかったのと、武将としてすごかったのと、
政治家としてすごかったのと、ずれてる感じだな。
ジンギスカンや家康は。
40年間天才指揮官とかはあんまいなそうだよな。
黒田如水みたいな小物レベルならともかく、ナポレオンみたいに、
戦争のやり方変えちまうと学ばれて弟子を育てちまうから。
ハンニバルはスキピオを生み出してしまった。
それを超える進歩遂げるとかは人間にできることじゃない。
120 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/21(木) 20:52:51.51 O
家康やジンギスカンは負けも多くて軍人としては天才じゃないけど、
人間力で圧倒して人集める部分での天才だよな。
そういうので一番すごいのは劉邦で、戦争下手なのに、
自分よりすごい戦争の天才がよってたかって無理やり皇帝に押し上げた。
劉邦やオクタビアヌスに比べると小平にはそこまでの凄みはない。
大帝国築き上げるような人間力、カリスマはないな。
69 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 02:16:22.33 0
絵画、小説、音楽など創作力を求められるものは
若いうちにしか開花しない
逆に論文などデータの分析力を問われるものは
年配になってからのほうが優れている
93 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 13:01:52.82 O
>>69
> 絵画、小説、音楽など創作力を求められるものは若いうちにしか開花しない
これが間違ってるのがわるいんだけどな。
30過ぎて作曲はじめて、50過ぎてやっと評価されるに値する曲作った、
ブルックナーとか、作曲家、指揮者で年取ってから、
花開く奴なんかいくらでもあるだろ。
小説家や画家で若い頃は筆を握ったことなくて年取ってから、
本格的に取り組み成功した奴なんか枚挙にいとまがない。
年齢と出来不出来が関係ないのは一に政治家、二に芸術家、
三に学者、四、五がなくて六がスポーツ選手。
スポーツ選手は体が衰えたら終わりだが、衰える前が、
一番技術も円熟していて最高だったは珍しくない。
70 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2011/04/18(月) 04:17:59.47 0
>>69
そうは言えない、という事例は沢山あるが、
最良の例の一つは、セザール・フランクかな。
60歳ころになってようやく作曲を本格的に始め、70歳を待たずに没している。
残した楽曲はごくわずかだが、音楽ファンなら知らないものはいない。
バッハやモーツアルトにも劣らない天才としての評価は揺るぎない。
42 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/15(金) 17:49:30.42 O
物凄い地殻変動がある時は四十過ぎのおっさんでもいいんだよな。
マックス・ブランク、シュレーディンガー。
そういう時はハタチそこそこの、
ハイゼンベルグやディラックみたいなのとおっさんが同居する。
それまで誰も考えたことのないようなことやる場合も年は全く関係ない。
ダーウィン、メンデル、フロイトとか。
43 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/04/15(金) 18:08:14.08 O
そういう意味じゃ早熟もあまり意味のあることじゃないんだよな。
早熟の天才とか、物真似というかそれまでの技術身につけるのが、
早い凄いってだけの場合がほとんどだったりする。
何も考えずに既成の技術を高いレベルで扱えれば世間から天才扱いされやすい。
本当に革命的な新機軸とかとは余り関係なかったり。
文学や音楽では早熟の天才あまりありがたがられないのは、
既存のもの+αが求められるから。それが素人にも明らかにわかるから。
物真似だけじゃどうしようもない。+αのが重要。
ガウスやピカソは早熟の天才にして生涯新機軸を出し+α生み出し続けた化け物。
早熟だったことはどうでもいいこと。彼らにとってはとるに足らない事実。
そのレベルになって初めて本物と言える。
437 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2013/03/10(日) 09:50:37.17 O
最近の研究では天才は障害の一種とされている
障害が成果を生むというのはなんとも皮肉
438 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2013/03/16(土) 21:35:11.80 0
>>437
アメリカだと天才すぎる子供は特殊学級に入れられるよ。
でもそうしたほうが、本人も周囲の子供も互いに気兼ねすることもなくなるから、
むしろ特殊学級に入れられて思う存分に能力を発揮したほうが本人にとって幸せ。
439 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2013/03/17(日) 10:17:59.07 0
秀才は誰が見ても秀才とわかる。
早熟とか明らかに分かる場合はすぐ認められるからいいけど、
なかなかわからないから晩成と思われるんだよなあ。
天才はもともと天才で晩成型でもそれまでのエピソードにはその天才性が示されている。
晩成型は気づかれるのが遅いとただの人で終わっていたろうな。
つまり天才にとって評価できる人の存在は大きい。
239 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 18:42:55.47 0
人間
10代で基礎を学び
20代で頭角、片鱗を現わし
30代で大成し
あとは、職務内容と引き出しによってどれだけ引き延ばせるか
とおもっていたが割と例外はたくさんいるのだな
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