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あえて怖い話しようぜ 八尺様、猿夢、毒男


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あえて怖い話しようぜ 八尺様、猿夢、毒男

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45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:22:48.65 ID:hagy5/WrO
オススメは姦姦蛇螺、リゾートバイト辺りかな
姦姦蛇螺はDQNが主人公だから別の意味でもハラハラするよ

あとタイトル思い出せないけど
背の高い帽子をかぶった女の霊が
「ぽぽぽ ぽぽぽぽ」って言いながら垣根の向こう側を歩いてる話
これが一番怖かった。タイトルなんだっけな



78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:37:27.61 ID:jDSaXn+lO
>>45
八尺様

親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。
農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、
高校になってバイクに乗るようになると、
夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。

じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。
でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、
もう十年以上も行っていないことになる。
決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなかった」んだけど、
その訳はこんなことだ。


春休みに入ったばかりのこと、
いい天気に誘われてじいちゃんの家にバイクで行った。
まだ寒かったけど、広縁はぽかぽかと気持ちよく、
そこでしばらく寛いでいた。そうしたら、

「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」

と変な音が聞こえてきた。機械的な音じゃなくて、人が発してるような感じがした。
それも濁音とも半濁音とも、どちらにも取れるような感じだった。
何だろうと思っていると、庭の生垣の上に帽子があるのを見つけた。

生垣の上に置いてあったわけじゃない。
帽子はそのまま横に移動し、垣根の切れ目まで来ると、一人女性が見えた。
まあ、帽子はその女性が被っていたわけだ。
女性は白っぽいワンピースを着ていた。
でも生垣の高さは二メートルくらいある。

その生垣から頭を出せるってどれだけ背の高い女なんだ…
驚いていると、女はまた移動して視界から消えた。帽子も消えていた。
また、いつのまにか「ぽぽぽ」という音も無くなっていた。


82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:38:26.13 ID:jDSaXn+lO
そのときは、もともと背が高い女が超厚底のブーツを履いていたか、
踵の高い靴を履いた背の高い男が女装したかくらいにしか思わなかった。
その後、居間でお茶を飲みながら、じいちゃんとばあちゃんにさっきのことを話した。

「さっき、大きな女を見たよ。男が女装してたのかなあ」

と言っても「へぇ~」くらいしか言わなかったけど、

「垣根より背が高かった。帽子を被っていて『ぽぽぽ』とか変な声出してたし」

と言ったとたん、二人の動きが止ったんだよね。いや、本当にぴたりと止った。
その後、「いつ見た」「どこで見た」「垣根よりどのくらい高かった」
と、じいちゃんが怒ったような顔で質問を浴びせてきた。

じいちゃんの気迫に押されながらもそれに答えると、
急に黙り込んで廊下にある電話まで行き、どこかに電話をかけだした。
引き戸が閉じられていたため、何を話しているのかは良く分からなかった。

ばあちゃんは心なしか震えているように見えた。
じいちゃんは電話を終えたのか、戻ってくると、

「今日は泊まっていけ。いや、今日は帰すわけには行かなくなった」と言った。

――何かとんでもなく悪いことをしてしまったんだろうか。
と必死に考えたが、何も思い当たらない。
あの女だって、自分から見に行ったわけじゃなく、あちらから現れたわけだし。
そして、「ばあさん、後頼む。俺はKさんを迎えに行って来る」
と言い残し、軽トラックでどこかに出かけて行った。


88:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:44:16.83 ID:jDSaXn+lO
改行すまん

ばあちゃんに恐る恐る尋ねてみると、
「八尺様に魅入られてしまったようだよ。じいちゃんが何とかしてくれる。」
「何にも心配しなくていいから」と震えた声で言った。

それからばあちゃんは、じいちゃんが戻って来るまでぽつりぽつりと話してくれた。
この辺りには「八尺様」という厄介なものがいる。
八尺様は大きな女の姿をしている。
名前の通り八尺ほどの背丈があり、

「ぼぼぼぼ」と男のような声で変な笑い方をする。
人によって、喪服を着た若い女だったり、留袖の老婆だったり、
野良着姿の年増だったりと見え方が違うが、
女性で異常に背が高いことと頭に何か載せていること、
それに気味悪い笑い声は共通している。

昔、旅人に憑いて来たという噂もあるが、定かではない。
この地区(今は○市の一部であるが、昔は×村、今で言う「大字」にあたる区分)に
地蔵によって封印されていて、よそへは行くことが無い。
八尺様に魅入られると、数日のうちに取り殺されてしまう。
最後に八尺様の被害が出たのは十五年ほど前。

これは後から聞いたことではあるが、地蔵によって封印されているというのは、
八尺様がよそへ移動できる道というのは理由は分からないが限られていて、
その道の村境に地蔵を祀ったそうだ。八尺様の移動を防ぐためだが、
それは東西南北の境界に全部で四ヶ所あるらしい。

もっとも、何でそんなものを留めておくことになったかというと、
周辺の村と何らかの協定があったらしい。例えば水利権を優先するとか。
八尺様の被害は数年から十数年に一度くらいなので、
昔の人はそこそこ有利な協定を結べれば良しと思ったのだろうか。


91:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:46:42.39 ID:jDSaXn+lO
カキコ後悔してきた

そんなことを聞いても、全然リアルに思えなかった。当然だよね。
そのうち、じいちゃんが一人の老婆を連れて戻ってきた。

「えらいことになったのう。今はこれを持ってなさい」

Kさんという老婆はそう言って、お札をくれた。
それから、じいちゃんと一緒に二階へ上がり、何やらやっていた。
ばあちゃんはそのまま一緒にいて、トイレに行くときも付いてきて、
トイレのドアを完全に閉めさせてくれなかった。
ここにきてはじめて、「なんだかヤバイんじゃ…」と思うようになってきた。
しばらくして二階に上がらされ、一室に入れられた。

そこは窓が全部新聞紙で目張りされ、その上にお札が貼られており、
四隅には盛塩が置かれていた。
また、木でできた箱状のものがあり
(祭壇などと呼べるものではない)、
その上に小さな仏像が乗っていた。
あと、どこから持ってきたのか「おまる」が二つも用意されていた。
これで用を済ませろってことか・・・

「もうすぐ日が暮れる。いいか、明日の朝までここから出てはいかん。
俺もばあさんもな、お前を呼ぶこともなければ、お前に話しかけることもない。
そうだな、明日朝の七時になるまでは絶対ここから出るな。
七時になったらお前から出ろ。家には連絡しておく」

と、じいちゃんが真顔で言うものだから、黙って頷く以外なかった。

「今言われたことは良く守りなさい。お札も肌身離さずな。
何かおきたら仏様の前でお願いしなさい」

とKさんにも言われた。


94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:48:36.49 ID:jDSaXn+lO
テレビは見てもいいと言われていたので点けたが、
見ていても上の空で気も紛れない。
部屋に閉じ込められるときにばあちゃんがくれた
おにぎりやお菓子も食べる気が全くおこらず、
放置したまま布団に包まってひたすらガクブルしていた。

そんな状態でもいつのまにか眠っていたようで、
目が覚めたときには、何だか忘れたが深夜番組が映っていて、
自分の時計を見たら、午前一時すぎだった。
(この頃は携帯を持ってなかった)

なんか嫌な時間に起きたなあなんて思っていると、
窓ガラスをコツコツと叩く音が聞こえた。
小石なんかをぶつけているんじゃなくて、
手で軽く叩くような音だったと思う。

風のせいでそんな音がでているのか、
誰かが本当に叩いているのかは判断がつかなかったが、
必死に風のせいだ、と思い込もうとした。
落ち着こうとお茶を一口飲んだが、やっぱり怖くて、
テレビの音を大きくして無理やりテレビを見ていた。


そんなとき、じいちゃんの声が聞こえた。

「おーい、大丈夫か。怖けりゃ無理せんでいいぞ」

思わずドアに近づいたが、じいちゃんの言葉をすぐに思い出した。
また声がする。

「どうした、こっちに来てもええぞ」

じいちゃんの声に限りなく似ているけど、あれはじいちゃんの声じゃない。
どうしてか分からんけど、そんな気がして、そしてそう思ったと同時に全身に鳥肌が立った。
ふと、隅の盛り塩を見ると、それは上のほうが黒く変色していた。


96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:49:37.43 ID:jDSaXn+lO
一目散に仏像の前に座ると、
お札を握り締め「助けてください」と必死にお祈りをはじめた。

そのとき、

「ぽぽっぽ、ぽ、ぽぽ…」

あの声が聞こえ、窓ガラスがトントン、トントンと鳴り出した。
そこまで背が高くないことは分かっていたが、
アレが下から手を伸ばして窓ガラスを叩いている光景が浮かんで仕方が無かった。
もうできることは、仏像に祈ることだけだった。

とてつもなく長い一夜に感じたが、それでも朝は来るもので、
つけっぱなしのテレビがいつの間にか朝のニュースをやっていた。
画面隅に表示される時間は確か七時十三分となっていた。
ガラスを叩く音も、あの声も気づかないうちに止んでいた。
どうやら眠ってしまったか気を失ってしまったかしたらしい。
盛り塩はさらに黒く変色していた。

念のため、自分の時計を見たところはぼ同じ時刻だったので、
恐る恐るドアを開けると、そこには心配そうな顔をしたばあちゃんとKさんがいた。
ばあちゃんが、よかった、よかったと涙を流してくれた。
下に降りると、親父も来ていた。
じいちゃんが外から顔を出して「早く車に乗れ」と促し、
庭に出てみると、どこから持ってきたのか、ワンボックスのバンが一台あった。
そして、庭に何人かの男たちがいた。


98:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:52:27.79 ID:jDSaXn+lO
ワンボックスは九人乗りで、中列の真ん中に座らされ、
助手席にKさんが座り、庭にいた男たちもすべて乗り込んだ。
全部で九人が乗り込んでおり、八方すべてを囲まれた形になった。
 
「大変なことになったな。気になるかもしれないが、
これからは目を閉じて下を向いていろ。俺たちには何も見えんが、
お前には見えてしまうだろうからな。いいと言うまで我慢して目を開けるなよ」

右隣に座った五十歳くらいのオジさんがそう言った。
そして、じいちゃんの運転する軽トラが先頭、次が自分が乗っているバン、
後に親父が運転する乗用車という車列で走り出した。

車列はかなりゆっくりとしたスピードで進んだ。
おそらく二十キロも出ていなかったんじゃあるまいか。
間もなくKさんが、「ここがふんばりどころだ」と呟くと、
何やら念仏のようなものを唱え始めた。

「ぽっぽぽ、ぽ、ぽっ、ぽぽぽ…」

またあの声が聞こえてきた。
Kさんからもらったお札を握り締め、言われたとおりに目を閉じ、
下を向いていたが、なぜか薄目をあけて外を少しだけ見てしまった。

お嬢ちゃんマクドおごったるさかいスケベしよかw

目に入ったのは白っぽいワンピース。
それが車に合わせ移動していた。
あの大股で付いてきているのか。
頭はウインドウの外にあって見えない。
しかし、車内を覗き込もうとしたのか、頭を下げる仕草を始めた。

無意識に「ヒッ」と声を出す。
「見るな」と隣が声を荒げる。
慌てて目をぎゅっとつぶり、さらに強くお札を握り締めた。

コツ、コツ、コツ

ガラスを叩く音が始まる。
周りに乗っている人も短く「エッ」とか「ンン」とか声を出す。
アレは見えなくても、声は聞こえなくても、音は聞こえてしまうようだ。
Kさんの念仏に力が入る。



100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:54:40.19 ID:8AF107Nn0
>>98
エ...すけべって。。。


103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:55:31.55 ID:gc9/PnoI0
>>98
お前絶対笑わせようとしてるだろwww


99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:54:29.36 ID:jDSaXn+lO
自己満だた
改行ごめん

やがて、声と音が途切れたと思ったとき、Kさんが「うまく抜けた」と声をあげた。
それまで黙っていた周りを囲む男たちも「よかったなあ」と安堵の声を出した。

やがて車は道の広い所で止り、親父の車に移された。
親父とじいちゃんが他の男たちに頭を下げているとき、
Kさんが「お札を見せてみろ」と近寄ってきた。

無意識にまだ握り締めていたお札を見ると、全体が黒っぽくなっていた。
Kさんは「もう大丈夫だと思うがな、
念のためしばらくの間はこれを持っていなさい」と新しいお札をくれた。

その後は親父と二人で自宅へ戻った。
バイクは後日じいちゃんと近所の人が届けてくれた。
親父も八尺様のことは知っていたようで、子供の頃、
友達のひとりが魅入られて命を落としたということを話してくれた。

魅入られたため、他の土地に移った人も知っているという。
バンに乗った男たちは、すべてじいちゃんの一族に関係がある人で、
つまりは極々薄いながらも自分と血縁関係にある人たちだそうだ。
前を走ったじいちゃん、後ろを走った親父も当然血のつながりはあるわけで、
少しでも八尺様の目をごまかそうと、あのようなことをしたという。
 
親父の兄弟(伯父)は一晩でこちらに来られなかったため、
血縁は薄くてもすぐに集まる人に来てもらったようだ。
それでも流石に七人もの男が今の今、というわけにはいかなく、
また夜より昼のほうが安全と思われたため、一晩部屋に閉じ込められたのである。

道中、最悪ならじいちゃんか親父が身代わりになる覚悟だったとか。
そして、先に書いたようなことを説明され、もう


106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:55:43.59 ID:jDSaXn+lO
もうあそこには行かないようにと念を押された。

家に戻ってから、じいちゃんと電話で話したとき、
あの夜に声をかけたかと聞いたが、そんなことはしていないと断言された。

――やっぱりあれは…

と思ったら、改めて背筋が寒くなった。
八尺様の被害には成人前の若い人間、
それも子供が遭うことが多いということだ。

まだ子供や若年の人間が極度の不安な状態にあるとき、
身内の声であのようなことを言われれば、つい心を許してしまうのだろう。
それから十年経って、あのことも忘れがちになったとき、
洒落にならない後日談ができてしまった。

「八尺様を封じている地蔵様が誰かに壊されてしまった。
それもお前の家に通じる道のものがな」

と、ばあちゃんから電話があった。
(じいちゃんは二年前に亡くなっていて、当然ながら葬式にも行かせてもらえなかった。
じいちゃんも起き上がれなくなってからは絶対来させるなと言っていたという)

今となっては迷信だろうと自分に言い聞かせつつも、かなり心配な自分がいる。


ただ「ぽぽぽ…」という、あの声が聞こえてきたらと思うと…

八尺


107:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:56:09.17 ID:fuhb50I80

スケベwwwww何事だよww


108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 04:57:34.98 ID:jDSaXn+lO
すまんwww
前にコピったヤツが紛れてたwww

まぁ怖かったから良いでしょ!

読みにくくてすいません


109:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/04(金) 04:57:35.73 ID:BViWmW9/0
|A-) なんか変な言葉が…www


116:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 05:02:00.35 ID:fwRXb1Te0

「8尺をmで」でググると何センチあるのかすぐわかる
※8尺 = 2.42424242 メートル



25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:26:59.10 ID:zCPHb9Jw0

猿夢

私は、夢をみていました。昔から私は夢をみている時に、
たまに自分は今、夢をみているんだと自覚する事がありました。
この時もそうです。何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。
ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。

すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。 それは
 
「 まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」

と意味不明なものでした。
まもなく駅に電車が入ってきました。

それは電車というより、よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので
数人の顔色の悪い男女が一列に座ってました。

私はどうも変な夢だなと思いつつも、自分の夢がどれだけ自分自身に
恐怖心を与えられるか試してみたくなりその電車に乗る事に決めました。

本当に恐くて堪られなければ、目を覚ませばいいと思ったからです。
私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、
自由に夢から覚める事が出来ました。

私は電車の後ろから3番目の席に座りました。
辺りには生温かい空気が流れていて、
本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。

「 出発します~」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。
これから何が起こるのだろうと私は不安と期待でどきどきしていました。
電車は ホームを出るとすぐにトンネルに入りました。
紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。

私は思いました。
(このトンネルの景色は子供の頃に遊園地で乗った、
スリラーカーの景色だ。この電車だってお猿さん電車だし
結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけでちっとも恐くなんかないな。)

とその時、またアナウンスが流れました。

「 次は活けづくり~活けづくりです。」

活けづくり?魚の?などと考えていると、
急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。


27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:27:41.86 ID:zCPHb9Jw0
振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに
四人のぼろきれのような物をまとった小人がむらがっていました。
よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、本当に魚の活けづくりの様になっていました。

強烈な臭気が辺りをつつみ、耳が痛くなるほどの大声で男は悲鳴をあげつづけました。
男の体からは次々と内臓がとり出され血まみれの臓器が散らばっています。

私のすぐ後ろには髪の長い顔色の悪い女性が座っていましたが、
彼女はすぐ後で大騒ぎしているのに黙って前をを向いたまま
気にもとめていない様子でした。

私はさすがに、想像を超える展開に驚き、
本当にこれは夢なのかと思いはじめ恐くなり
もう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。

気が付くと、一番後ろの席の男はいなくなっていました。
しかし赤黒い、血と肉の固まりのようなものは残っていました。
うしろの女性は相変わらず、無表情に一点をみつめていました。

「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」

とアナウンスが流れました。
すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物で
うしろの女性の目をえぐり出し始めました。
さっきまで、無表情だった彼女の顔は、痛みの為ものすごい形相に変わり、
私のすぐ後ろで鼓膜が破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。
眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。

私は恐くなり震えながら、前を向き体をかがめていました。
ここらが潮時だと思いました。これ以上付き合いきれません。
しかも、順番からいくと次は3番目に座っている私の番です。
私は夢から覚めようとしましたが、
自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、
それを確認してからその場から逃げる事にしました。

「次は挽肉~挽肉です~」

とアナウンスが流れました。
最悪です。どうなるか、容易に想像が出来たので神経を集中させ、
夢から覚めようとしました。

(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)

いつもはこう強く念じる事で成功します。

急に「ウイーン」という機会の音が聞こえてきました。
今度は小人が私の膝に乗り変な機会みたいな物を近づけてきました。
たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、

(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)

と目を固くつぶり一生懸命に念じました。


28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:28:22.92 ID:zCPHb9Jw0
「 ウイーン 」という音がだんだんと大きくなってきて、
顔に風圧を感じ、もうだめだと思った瞬間に静かになりました。

なんとか、悪夢から抜け出す事ができました。
全身汗でびしょびしょになっていて、目からは涙が流れていました。
私は、寝床から台所に向、水を大量に飲んだところで、やっと落ち着いてきました。

恐ろしくリアルだったけど所詮は夢だったのだからと自分に言い聞かせました。

次の日、学校で会う友達全員にこの夢の話をしました。
でも皆は面白がるだけでした。所詮は夢だからです。
それから4年間が過ぎました。
大学生になった私はすっかりこの出来事を忘れバイトなんぞに勤しんでいました。
そしてある晩、急に始まったのです。

「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」

あの場面からでした。
私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで二人の小人があの女性の眼球をえぐり出しています。

やばいと思い (夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)とすぐに念じ始めました。。。。。。
今回はなかなか目が覚めません。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)。。。。。。。。

「次は挽肉~挽肉です~」

いよいよやばくなってきました。
「 ウイーン 」と近づいてきます。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ)
ふっと静かになりました。

どうやら何とか逃げられたと思い、目をあけようとしたその時

「 また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」

とあのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。
目を開けるとやはり、もう夢からは完全に覚めており自分の部屋にいました。
最後に聞いたアナウンスは絶対に夢ではありません。
現実の世界で確かに聞きました。
私がいったい何をしたと言うのでしょうか?

それから、現在までまだあの夢は見ていませんが
次に見た時にはきっと心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。


43:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 02:49:37.36 ID:WJB3r5eB0
中古車買ったらなぜか最新のナビが付いていた。
説明書がなかったからなんとなくいじってたら
前ユーザーが登録したとおぼしきポイントを発見。
自宅からそう遠くもなく暇つぶしに行ってみる事にした。

「ぽーん、次の交差点を右方向です」

「ぽーん、約300メートル先、右斜め方向です」

案内されるがままに走ってくとだんだん寂しい土地へと入っていった。
(おかしいな、この先は峠で特に何もないはずなのに…)

それでも好奇心と時間を持て余していたのでそのまま進んでいった。

「ぽーん、目的地付近です。運転お疲れ様でした」

車から降り辺りを見回す、が何の変哲もない峠のカーブ手前だった。

よく見回してみるとガードレールが少しひしゃげているのが見える。
近づいてみると夕暮れの太陽に照らされて黒い塗料らしきものが
白いガードレールに付着しているのが見えた。
俺が買った中古車と同じ黒い色。
いやな予感がして自分の車のほうを振り返ると、左フロントがつぶれ、
フロントガラスに上半身を突っ込んで血だらけの顔でこちらを睨んでいる男がいた。

「うっ!」

と息を呑んで瞬きをするとその男は消え、
車も乗ってきたときと同じようにどこも壊れてはいない状態に戻っていた。
しかしその瞬間、俺は前のオーナーがどうなったのかを知ってしまったのだった。


48:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 02:57:14.63 ID:WJB3r5eB0
|A-) 
旅行系の雑誌のカメラマンをやって暮らしています。
で、先週取材で某東北の旅館に行ったんです。
「お花見特集泊まるならこの旅館」みたいなやつ。
取材兼宿泊先はあまり知られていないひなびた温泉宿。

別館みたいな部屋に泊まったんです。渡り廊下で本館に行ける部屋。
編集者とバイトの子と3人打ちで深夜マージャンしててビール買いに本館まで、
まあ何だかんだで私が行く事になった。
で、部屋を出たら何かおかしい。

渡り廊下がすっごい長く見える。
100メートルくらいはある。
んな筈無い。
夕方見た時はせいぜい20メートルくらい。


49:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 02:58:07.31 ID:WJB3r5eB0
酔ってんのかな?と思いながら歩いていたら変な感じがする。
浴衣の裾がひっかかる。まくしあげて歩いたけど何か変。
何だぁ?と思って見たら

裾に小さいおばあちゃんがニコニコニコニコニコニコしてぶら下がってる。
髪を短く切りそろえた和服着た50センチくらいのおばあちゃん。
血の気が引いて前だけを見てダッシュで部屋に戻った。
今自分に何がおきてるとか考えないようにして走って戻った。

部屋に戻ったら残ってた二人が部屋の隅に固まってる。
その時は不思議にも思わないで、安堵感と興奮と恐怖で、
オレオレオレいまいまみちゃったとか
うわずりつつ話してたら編集者が、今ここにも出たんだよ、っていう。

俺が出ていってすぐにフスマが少ぉしだけ開いたんだって。
は?と思って見たら、小さい子供がニコニコニコニコ覗き込んでる。
ここの子?って聞いた瞬間、ものすごく低いオッサンみたいな声で

「ウルセエ」

って言うと、首がガガガガガガガガって震えて
天井まで凄い速さであがっていったんだって。
バイトくんいわく外から見えるエレベーターをはや回しで見てるみたいだった、と。

本当に怖かったけど、一番怖いのはその旅館、巻頭特集で掲載する事。
もしそこに泊まって変なモノ見た人いたらゴメンナサイ。


56:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 03:24:24.70 ID:WJB3r5eB0
高校生の頃、近くの山に友達3人(以下、私、K、S)とキャンプしにいった。
ひとまず私たちは暇だったので山を探検しようということになり山の中へ入っていった。

けっこう山奥まできたところで、
飽きてきて、日も暮れ始めたので、
そろそろ戻ろうかということになった。

引き返そうとしたそのとき、Kが奥のほうに小屋があるのを発見した。
私たちは好奇心からその小屋を調べようということになった。
…今思えば早めに帰るべきだった…

小屋はすごい古びていて、ひどく朽ち果てており、人の住んでる様子はない。
入り口と思われる戸はなかなか開かなかったが、KとSがこじ開けた。
中に入ると、やはり荒れていた。
長いこと人は住んでないようだ。
広さは6畳ぐらいだったと思う。
タンスらしきものや新聞紙の束とかがひどい埃の中置いてあった。

友達が小屋の中を調べている間、
私は座って束になっていた新聞紙を上から読んでいった。
いずれも日付は昭和36年ぐらいとなっている。
この小屋の住人は、この頃ここに住んでいたのだろうか。
私は一枚一枚新聞を取り、眺めていった。


57:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 03:25:10.86 ID:WJB3r5eB0
そして、その中の一枚に見覚えのある記事があった。私は驚愕した。
その新聞紙の日付は昨日のものだった!!
どうみてもこの小屋に人の住んでる様子はない。
私は激しく嫌な予感がした。
そのとき

「うわー!!」
とSが声を上げた。

「どうした?」
と聞くと

「その棚あけたらこんなもんが出てきた。」
とSがいった。

みると棚から白黒の写真と御札がたくさん出てきた。

写真はなんと表現したらいいかわからないが、
白い背景の中に人型の黒い物体が写っている。

出てきた写真全部がそうだった。

「やばい!!早くここから逃げるぞ!」

私たちはすぐに小屋を出て全力でキャンプ地にもどった。
あたりはすっかりまっくらだった。

「今日のことは忘れようぜ。」

とKがいったものの、流石にその気味が悪いできごとを忘れることはできなかった。

そのキャンプを境にSの様子がおかしくなった。
なんというか遠くを見ているというか、まったく生気がなく、
こっちが呼んでも反応しなっくなった。
ついには学校にもこなくなった。

私は心配になりSの家に行った。
Sの母親は気まずそうに私を出迎えてくれた。
そして私はSの部屋に入った。

部屋中に例の白黒写真がびっしりと貼られていた。


58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:39:03.34 ID:br9L1uc10
どっくん支援


59:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 03:41:10.38 ID:WJB3r5eB0
>>58
|A-) ありがとーw

俺はマンションに住んでて俺の部屋には小さな窓がついてるんだけど、
いつのまにか窓に『外から』手形がついてる
消してもいつのまにかまたついてる
おかしい。

去年の夏の夜のこと、蒸し熱くてなかなか寝つけなかった
俺は飲み物を買いにコンビニへ行った
買い物が終り、マンションの前へついた
ふと自分の部屋を見上げる
俺の部屋にだけ光がともっていた
消し忘れてたな

!?

良く見ると窓の光に照らされて何か黒い人型のものが、
窓の所にいるのが見える
例の『手形の窓』だ
ベランダではないので足場もない

まるでトカゲのようでした


60:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 03:41:30.62 ID:WJB3r5eB0
正確にはトカゲというか、真っ黒なキューピー人形が窓にくっついてる様な感じ
混乱してしまってあわてて部屋に戻ったんだけど部屋には何もいない
例の窓の外にも何もいないようだ
恐る恐る窓を開けてみる
生暖かい夏の風
ほっとした瞬間何かが目の前、顔すれすれを

スバッ

と落ちていった
俺は本当に腰をぬかした

なんだったのかは怖くて確かめなかった
翌日俺は押し入れの天井部分にお札がはってあるのをみつけた
管理人を問いつめ聞いた話だと、俺の部屋で赤ん坊が母親に殺されたらしい
今でも、ときどき真っ黒な赤ん坊は来ている


62:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 03:55:49.52 ID:WJB3r5eB0
昔釣りに出かけた時なんだけど、俺車とか持ってないから電車で山までいくんだわ。
そんで知ってる人は知ってると思うけど中央線って自殺が多いという噂があって
俺が乗ってたのもオレンジの車両の中央線。

都心を離れた頃に乗り換えでホームに降りた時、
なんか隣にいた中年の男が具合悪そうなんだわ。
気持ち悪いしなんとなく電車待ってる位置をずらして次の電車待ってたんだ。
そしたらいきなりその男が

「はぅ~おおぉぉぉお」

とか奇妙な声だしはじめてその場に座り込んで
頭をガツンガツン地面に叩きつけ始めたから
周りの人もびっくり、唖然として見てた。
そこへ電車もきて何を思ったか飛びこみですよ。
電車も異変に気付いてたみたいでギリギリの所でスピード落とし始めてたんだけど、

その男線路の上でニヤニヤして白目むいてて手がぴくぴく痙攣してた。

電車が止まりきれずにゆっくりとその男の上を通過しようとしたとたん
ホームの上から覗きこんでたやじうまも

「ひぃぃぃっ」

って後ずさり。
いやもちろん俺もびびって後ずさった。
駅員が降りてって調べるとその男ぎりぎりひかれてなかったらしい。
担ぎ上げられた男は今度は

「ぎぎぎぎぎ」

とか奇妙な声だしながら震えてた。
中央線の自殺って全部が本当に自殺なんだろうか?
なんか変なものにひきこまれてあんなふうになったりするんじゃないかとその時思った。


63:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/03/05(土) 04:02:33.24 ID:WJB3r5eB0
最近の話なんだけどさ、俺、ビデオ屋でバイトやってて店が二時に閉店するんだよ。
家からも、近いし。歩いて、バイト先まで行ってるんだ。
で、この間バイト終わって、家に帰ってる時の話。

まあまあ明るい道で、木材置場の近くに差し掛かる時にさ、
なんか視線感じるんだよね。

「誰かいるのかな?」

って、なんとなーく木材置場に目をやると木材の下の方で、
なんか動いてんだよ。モゾモゾ~って…
黒いし、猫かな?って思って、ちょっと立ち止まって見ていると、

どんどん、こっちに直進してくる。
俺は猫好きだから

「チッチッチッ」

と舌を鳴らして、おびき寄せようとしていた。
その黒いモノが俺の半径1メートルくらいになった時に、俺は気付いた。

そのモゾモゾと、近づいて来ていたのは、

凄い形相の女の生首だった。

俺は、びっくりして走って逃げたよ。
もう、その道は通らない事にしたし。
ちなみに、その木材置場にさ、
四年くらい前に女のバラバラ死体が、捨てられてた場所なんだよね!
明るい道だったから、今まで幽霊とか気にしてなかったけど暗い場所でも明るい場所でも、
出るものは出ると思い知らされたよ。
皆も気を付けたほうがいいぞ。



「ぽぽぽ…」





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